2003 10/31
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うーん…
ドタバタしてたり、本業やってたりで、
しばらく絵を描いてなかったんで、リハビリしないと
絵が描けそうにないなあ…。
ふと我に帰ると、いろいろ考えだして手が震えてしまうし…。
つことで、あんまり進まない…。
まずいなあ。
親だとか、カミさんだとか、友人だとか、
今まで、会話が足りていなかったんだな…と思うことしきり。
きちんと見えてなかったお互いの良いところや、
目をそらしてきたお互いの悪いところ。
全部、きちんと目を向けたうえで、どうしたらいいのかを
話しあうことがとても大切だなと思った。
とにかく、本業も漫画も頑張らないと破綻寸前なので、
今はひたすら頑張ろう。
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2003 10/30
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さあ、頑張ろう。
やってできないことはないと思おう。
できないと思い込むことは、
やろうとしていないだけのことだ。
もうダメだ、できるはずがないなんて思わず
自分を信じよう。
やはり、浮き沈みが激しかったせいで、
変調をきたした体は、まだなかなか言うことを聞かない。
微熱もあるし、ムリをして体を壊してしまっては
元も子もないので、休むときは、しっかり休もう。
そして、起きている間は集中して頑張ろう。
ほぼ一日、本業に明け暮れた。
漫画の締め切りは、刻一刻近づく。
落とすのは愚か妥協もしたくない。
日産ノルマはきつくなるが、
やれるところまでやり通したい。
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2003 10/29
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いろいろなことがありすぎた。
親、家内、友人、そして読者、本業。
まとめて招き入れてしまった数々の問題は、
やっと整理がつきそうだ。
絡まっていた部分が見え、
いくつかの誤解とわだかまりが解け、
視界がクリアーになってきたので
心の平静を取り戻しつつある。
それでも自らの反省すべき点は、忘れない。
自分に恥じないでいたい。
さまざまなトラブルを引き起こしてからというもの、
恥ずべき卑怯な打算はしていないと信じている。
真正面から物事を整理して解決し、
償うべきは償っている。
果たして本当に正しいく出来てるかは、わからない…。
でも、そのつもりだ。
醜い自分を隠したりはしない。
醜さはさらけ出したうえで、教えを乞おう。
直球勝負上等。どうせそれしかできない。
それでいいと思う。
全てを自分のせいにしたり、他人のせいにしたり、
極端にしてしまうことは簡単だが、
それもするつもりはない。
自分が悪い部分は受け入れ、改善し、
他人が悪いところは、非難はせず、
参考にして、糧とさせてもらう。
そうやって生きてきたし、これからもそうだ。
ひたすら前向き。いつも通りの自分に戻れた。
どっちにしろ、駆け引きなんて上手にできないので
まっすぐに突っ走る自分を好きでいられるように、
ひたすらまっすぐ生きていきたい。
間違っていて当たり前。
間違っていると気付いたら直せばいいだけのことだ。
自分にはそれができると信じている。
だから、何度でも間違おう。
くだらないプライドなど持たず、
受け入れるべきすべてをキチンと受け入れよう。
やはり、ボクは幸福せなのだ。
こんな情けない自分でも、
いろいろな人から慕ってもらっている。
裏切りたくない。
頑張ろう。
頑張るから、見ていてほしい。
今回のネームは、自分の混とんとした部分に焦点をあてたため
昨日までは、フィニッシュに取り掛かることに抵抗があった。
清濁合わせ飲んだカタチで、もう少し修正すると思う。
やっと、心の平静を取り戻そうとした矢先に、
身に覚えの無い、有料エロサイトの使用料の
滞納金回収とかいう電話が来る。
よくTVとかで目にする詐欺の一種だろう。
面倒くさいことにならなければいいが…。
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2003 10/28
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ここしばらく、激励をもらったりすることがあります。
こんな日記ばかりだから、本当に心配をかけています。
こんなに鬱気味なのは、もう10数年ぶりのことで、
自分でも、収拾がつかなくなってきていましたが、
どれもこれも自らが蒔いた種ですので、
甘やかさないでください。申し訳ありません。
頑張ろうとあがいてみたものの、
体が言うことを聞かなかった。
原稿を落としたくはないし、本業も忙しくなっているので、
早急に立ち直りたいと思います。
見苦しいですが、今しばらく見守ってやってください。
そして、もっと広い角度から物事を捉えたい。
自分のことすら見えていない今の状況から脱したい。
はやく、人を喜ばすために生きれるようになりたい。
人を喜ばすのは、とてもムズカシイけれで、
人を傷つけるのは、あまりに容易だと知りました。
反省して、変わっていきたい。
自分の中の卑怯な自家撞着を解消したい。
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2003 10/27
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夕方、ネームの最終的なゴーサインをもらったのだが、
本業の打ちあわせ中だったので、
電話での答えは「OKですから」の一言だけだった。
とりあえず、明日から、スケジュールを立てて進行となる。
本業は、単純作業でさえあれば、やっていれば気が紛れるのだが、
漫画は、そうはいきそうもないので、
ココしばらくの、はっきりしない自分の気持ちに整理をつけて、
ベストな環境で取り組みたい。
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2003 10/26
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結婚記念日にカミさんへの感謝の気持ちを再確認してから
まだ、ほんの二カ月しか経っていないというのに、
その間、なにがしてやれたかといえば、なにも出来ず、
仕事の忙しさにかまけていたり、
個人的な悩みに引き摺りまわしたり、
他にもいろいろと悲しませることばかりしていた。
お詫びというには、物足りないが
ネームの最終的なゴーサインを貰うのは明日だから、
今日はカミさんのイベントの手伝いに行った。
そして、TRCは実家のそばなので母に会いに行った。
今の自分にできることは、あまりに少ないと知る。
そして、自分自身の精神安定も、考えなくては
漫画はおろか、本業すらできない。
勝つための強さは要らない。
大事な人達、そして自分を守りきれる強さが欲しい。
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2003 10/25
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自分というやつは、いったいどこまで馬鹿なのだろう。
人に迷惑をかけて、自分が痛い目にあわないと気付かない。
我が儘で、人を傷つけておきながら、きれい事でごまかそうとする。
酷いことをしておきながらも、許されようと、自分を納得させようと、
そんな卑怯なことばかり考えていた。
いい歳をして、何をしてるんだ。
「あの蝎の樣に本當にみんなの幸せの爲ならば
僕の躰なんか百ぺん灼ひても構わなひ。」
真にそう思えるようになりたい。
我が侭な自分に、自ら鉄槌を下したい。
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2003 10/24
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ネームが一段落する。
ほぼオッケーを貰ったので、来週からはフィニッシュワークに
入れそうだが、今回は作業量の多いネームを切ってしまったので、
スケジュール管理はキチンとしたい。
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2003 10/23
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本業も、結構大変になってきているが、
収益は去年より確実に下がっている。
どっちつかずはよくないのだが、
折角なのでまだ漫画を頑張っていきたい。
本業のスケジュールを考えながらのネームは、進みが悪い。
スケジュール・経済面・精神状態、すべての整合化を
きちんと果たさないと破綻する。
自分の納得いくカタチは、まだ見えていない。
ついに明日が、もうこれ以上は伸ばせないネームの締め切りだ。
ほぼ構図は決まったので、なるべく早く提出できる状態にしよう。
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2003 10/22
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基本的にはプラス思考のつもりでも、
やっぱりいろいろあって、精神的に疲れていたようだが、
少しづつ癒されている。
どうにも、神懸かりとでも言うような、
潜在能力が、一気に目覚めるような瞬間がなく、
たよりない経験測で必死で考えながらネームを切る。
あらかたのビジョンは見えてきた。
例によって、シナリオとは少し違った展開になったが、
ここしばらくの人生経験も手伝ってか、
最初のシナリオよりかは焦点のあったものになったのでは
ないかと思う。
ただ、絵が入らないコマが多く、
まだまだ時間はかかりそうだ。
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2003 10/21
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まだ、やる気だけが空回りしている。
気だるさもあるので、睡眠周期を人並みにしたほうが
良いのかもしれない。
あまり、頑張らなくてはと思い込みすぎるのも、
精神的にも体に毒だなと、いまさらながらに思うが、
頑張らないで良いものが描けるほど、才能には恵まれてない。
メガプラスの原稿をやっていた時の方が、
よいスタンスでスムーズに描けていた気がするので、
すこし思いだして、頑張ってみよう。
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2003 10/20
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やや本業が少ない時期が続いたため、
スタンスが漫画よりに偏っていたが、今日は本業が忙しかった。
結局、バランスがとれないまま、ネームの督促を受けたときには
ネームはあまりよい進み具合ではなかった。
良くない傾向なので、もっと頑張らねばならないのだが、
どうにも、早く上げなければという焦りと、
よいものを作らなければという強迫観念が
悪いカタチで衝突しているようだ。
もっとも、出来が悪くても、とりあえず早く描くという、
器用なスタンスも、まだ確保できていないので、
もっと、ノウハウを確保しておきたい。
ネームの締め切りは、担当さんの都合で、
一気に週末まで伸びた。
せっかくなので、慌てずいいものを仕上げたいが、
一応、ある程度早くあげるつもりでいないと、
ずるずるまた伸ばしてしまいそうだ…。
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2003 10/19
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家族会議があった。
ネームは遅々として進まず。
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2003 10/18
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肉体的にも精神的にも疲れがたまってたとはいえ、
10時間も寝てしまうとは思わなかった。
1日を無駄にしたようで悔しい。
明後日にはネームの提出をしなければならないが、
明日の夕方は、よりにもよって家族会議で
実家に戻らねばならない。
考えてみれば父親に会うのは何年ぶりなんだろう。
覚えてもない…。
なんにしろ、時間がないことに違いはない。
慌てても手が止まるだけなので、
精神状態を出来るかぎり保って、進めていきたい。
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2003 10/17
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今日はかなり精神的に回復したお陰で、
ネームもサクサク進かと思っていた。
とはいえ、進まないときは進まないもんだ…。
流石にまずいぞ。
シナリオはできていても、いざ絵を置くとなると
もちろんその前後のコマとの兼ねあい等、
本当に漫画ってやつはムズカシイ。
それでも、なんとかしなくてはならない。
とりあえずは、カタチにすることだ…。
細かいところは後で悩もう。
ここんところ、抽象的な日記が続いていた。
悩みだけに、あまり具体的にかけないものが多かったため、
変に気を揉む人も出るかもしれないけど、
どうしようもないので、勘弁して欲しい。
とりあえず、ダイエットの効果がではじめた。
もしかしてやつれたのか?と思うほど早かったが、
停滞期に入る前に、あともう少し落ちて欲しい。
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2003 10/16
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なんども言ってきたけど、確かに今は幸福せなことが多い。
でもその反面、ボクにとって大事な領域のいくつかが、
破綻したり、土足で踏みにじられている。
その全てに対して、強気で望めない自分に腹が立っていた。
守るべきところは守ろう。
優しさを貫くためには、ときに強くなくてはならないと
よくいわれるが、まさにそれを実感した。
いろいろと、プライベートで気をそがれることが多かったので、
ネームの進みは、相変わらず牛歩のままだったが、
今度こそ、進めたい。
流石に残された時間は僅かだ。
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2003 10/15
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今日も朝から昨日と変わらず鬱だったが、
いろいろ人と話すうちに、少しだけ気を取り直した。
仕事を終らせて、夕飯を済ませてからネームに入る。
そろそろ、巻いていかなければならないものの、
伝わらないことはないが、その程度というレベルでしかない
稚拙すぎるネームしか描けていないので、抜本的に見直す。
前回以下であってはならないし、前回同様でもダメだ。
もっといいものが描きたいと思う。
あまり、入れ込みすぎてもよくないが、
ノっていない状況で描いたため、出来の悪いネームなので、
このままではマズすぎる。
完全とは言えないものの、精神的にはかなり立ち直れたので、
テンションを上げてやりなおそう。
昨日望んだ器用さは、ズルさというカタチでものにした。
どう引いても、誰かが傷つくカードを選ばなきゃならないなら
自分に都合のいいカードを選んだって許されるだろう。
自らの秤にかけて、時に貫くべきエゴは
自己責任で貫きとおせばいいのだ。
理屈をこねまわして、何が正しいかを導いたところで、
絶対に正しいことなんて、ありえるわけがないんだし、
「優しさ」だって所詮は「エゴ」なのだから。
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2003 10/14
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昼に少し寝るが、やや寝不足気味。
起きて早々、うっ積していた悩みがグルグルして鬱になる。
チャットしつつ仕事をしているウチに気は晴れるが、
やはり寝不足がたたり、夕方また寝てしまう。
とりあえず、ネームの進みはあまりよくないのだ。
集中できるテンションに持っていきたい。
漫画を描くことと天秤にかけられない悩みのいくつかに
気持ちを持っていかれている今の状態で
いいものが描けるとは思えないし、描けていない。
漫画のために、心を鬼にするか、
人として心を砕くべきものに力を傾けて、漫画を諦めるか。
どちらかしかないだろう。
しかし、どちらも選べない僕は、
悩みを一時的に忘れたふりをして漫画を描いている。
楽しいふりだけでは、どうにもならないのだが…。
もっと器用になりたい。
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2003 10/13
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明け方、ふとLOの3人娘をカラーで描いてみる。
イメージが脹らんできたきがする。
漫画を始める前の儀式としてはよいものだったが、
ぶっちゃけ現実逃避という説もある…。
まあ、せっかくなのでバナーに加工してみた。
昼、少し寝てからLOの飲み会に出席する。
下戸の上に、酒の席に慣れていないので、
かなり浮いていたかもしれない。
なるべく、馴染めるように努力はしたつもりだが、
いい歳してるんだから、酒の席のスタンスくらい
確立しておきたいと思った。
自己紹介を聞きながら、名前から作品を思いだして、
「あぁ〜!」という感嘆がまわりからこぼれる。
ボクもそれに漏れず、声に出していたが、ちょっと失礼だった。
立ち居振る舞いや、風貌などは作品とは関係ないのは当たり前だが、
作品と作家本人がなるほどとリンクする人と、まるで意外な人。
いろいろなんだなあ…と感心。
ボクの欠点のひとつである、「人の顔を覚えるのが苦手」というのが
顕著に現れて、結局殆ど覚えられず終る。
先に上がってしまったので、2次会とかはどうなったのか
少しだけ気になる。
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2003 10/12
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朝一に、友人が車で迎えに来て、日帰りで日光まで湯治に行った。
ここのところ、疲やストレスが溜まっていたので、よい気分転換に。
日頃、車に乗り慣れないせいで、その分の疲れはあったものの
かわりゆく景色や自然にリフレッシュできた。
もちろん温泉もとても効いたおかげで、ココしばらく悩みの種だった
片頭痛や背中の痛みからもかなり解放された。
帰ってから、残っていた週末の仕事を全て終らせる。
あとは、本当にネームにとりかかるだけだ。
さあ、頑張ろう。
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2003 10/11
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集中したり、くたばったりで、気がつくと1日が終ってた。
どうにも、体調がよくない。
だからといって、このままダイエットをやめても、
それはそれで体にはよくないので、ダイエット続行。
本当は、漫画のためのロケハンをしようとおもってたが、
気がつくと夜になっていたので断念。
明日実行に移すことにしよう。
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2003 10/10
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意外にも仕事が多かったようで、まだ仕事三昧。
週末は、ちょっと頑張りたい。
そんなに時間はないのだから…。
チャットの知りあいに仕事のフォローを頼んだりして、
少し楽をしたので、なんとかなるだろう…。
昨日から、短期集中ダイエットを始めたので
さっそく体調不良。根性の足りない体だな。
参加を悩んでいたLOの会合にも、ついに参加する決意をする。
諸先輩作家に会えるのは、楽しみなようで緊張も大きい…。
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2003 10/9
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ネームに入る前に、溜まっている仕事を片づけておこうと
仕事に専念する。
実際、少し間を開けたほうが、プロットも見直せそうだ。
ということで、ほぼ1日仕事まみれだった。
夜、チャットでの会話で、吉澤というキャラの
心理に対する洞察が深まった気がしたのはプラスだった。
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2003 10/8
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苦戦しつつも、増ページのシナリオを考える。
いいところまで行きつつも、若干煮詰まったので、
気分転換に散髪に行ったが、それが功を奏したか、
その後は比較的スムーズにシナリオを書き進める。
ついに、夕方にはシナリオが完成。
編集の感触は昨日以上によいものだった。
自分的にも、かなり満足のいくものにはなったが、
まだ例の神懸かりは起きていない。
ネーム作りにターンを進める中で、
また大きなヒラメキがあることを期待する。
今日は昼過ぎに、先月脱稿した原稿の掲載されたメガプラスが届く。
一般には明後日の発売であるが、執筆者特典で、
先に見ることが出来た。
そこで、ひとつだけ大きな失敗をしたことに気付く。
同じネタでやっている大御所と同じ本であることを
うっかり失念していたのだ。
向こうはそのネタの大家な上に、現にそのネタで連載中なので、
分が悪いといえばナマイキだが、なんにしろネタがかぶっている。
ありそうで、あまり描かれることの多くはないネタだけに、
よりにもよって、その道の大家と同じ本というのは失敗だった。
ただ、その先生が僕の作品を見て、どう思ってくれるかは
とても興味深いのだが、眼中になかったら悲しいかもしれない。
なんにせよ、発売日までは、ネタと作家名は伏せておこう。
もう秋葉では売っているらしいが…。
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2003 10/7
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編集部にプロットをメールし、一眠りして目が覚めたとき
昨日の衝動が、はたして「ヒラメキ」だったのか
はたまた「気の迷い」だったのか、
どうにも微妙な気分になってきていた。
自分という読者はこれで、長月みそかを認められるのか?
何度となく自問自答を繰り返す。
しかし、編集の反応は思いのほか好感触だった。
相変わらず的を得たアドバイスを受け、感心しつつも
次に編集から出たコトバに、息を飲んだ。
増ページである。
確かに前回も2pほど増ページになったのだが、
今回は4p、それもエロの補強ではなく
ストーリー部なのである。
ただでさえ、LOでもっともエロ率の低い作家なのに
これ以上エロ率を下げることを容認してもらえていることに
嬉しさと戸惑いを覚える。
こうなると、ただエロが少ないだけの冗長な作品にはできない。
とはいえ、神懸かりでも起きないかぎり、才能だけでは、
まだまだ不安要素は山盛りだ。
もっとも神懸かりとはいえ、その神様ってやつは結局のところ
日頃引きだすことのできない自分の潜在能力である。
今まで何とかなったレベルまでは、きっと存在しているハズの、
その能力のマージンを、どうやって引きだすかが課題だ。
前回の続編になる今作において、
描いている自分ですら予想しなかったドラスティックな展開。
降って湧いたこのストーリーをどうやって料理するか、
苦悩でもあり楽しみでもある。
ひとまずは、増ページで補強したシナリオを明日提出となる。
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2003 10/6
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うっすらと見えている、イメージをこねくり回して
プロットをカタチにしようとあがいていた。
本業をしつつも、どっちにも集中できないジレンマはあった。
いいものをつくりたいが、苦肉の策しか浮かばない、
そんなもどかしさが、いまだにつきまとっていた。
もう、とうにプロット提出期限をすぎている。
最終的な締め切りが守れればいいという甘えがあるのは確かで、
それはあまりに無責任だということも確かだが、
適当なものを作るのもまた無責任で…。
プロということの、大変さを思い知る。
実際、幸運なことにボクの担当編集はとても頼れる人だ。
もっと頼っていいんだろうし、頼って欲しいだろうけど、
手を煩わすことを躊躇っている自分がいる。
まるで子供のようだ。
徹夜でプロットを考えているうちに、
ついに、ヒラメキのようなものが走る。
その衝動をなくさないうちにと、ひたすらタイピングして
イメージをプロットに書き出す。
できあがったものは、驚愕すべきものだった。
今までのボクの作風とはまるで違ったものだし
続編だというのに、描いている自分すら予想しなかった展開。
まちがいなく、読者を裏切る作品になるのは確実だったが、
もっと煮詰めれば、よい意味での裏切りに変えられるかもしれない。
チャットで先輩作家さんに「自分の型を破るなら早いほうがいい」と
言われ、確かに、このままあまり狭い型に自分をはめないためにも
これくらいドラスティックなものの方がいいだろうと
自分を納得させた。
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2003 10/5
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煮えているくらいなら、いっそのことと
レヴォに参加する。
といっても、新刊があるわけでもないし、
すてぃるぶるーの残部もたかが知れていたので、
かなり序盤でやることがなくなった。
めずらしく買いに歩いたり、知り合いと話したりで
鋭気を養ってから帰るも、寝不足がたたり、
帰るやいなや倒れてしまう。
明日までにはプロットを提出しなくてはならない。
冗談抜きで頑張らなくては…。
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2003 10/4
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週末の仕事を、一気に片づけてプロットに専念しようと、
猛ダッシュで仕事をしていた。
夜、ネットの友人が、近所に来ているというので、
メシを一緒にしたのだが、喰ってる間に終電が終ってしまったため、
なりゆきで、連れ帰ってしまった。
もっとも、ボクが連れ帰った都合もあったし、
全員が寝れるような状態でもなかったので、寝るわけにもいかず、
ついつい仕事をしながら、ほぼ半完徹してしまう。
自業自得で、予定を狂わせてしまったが、
昼間にふと現れて、仕事場見学をしていった友人を含めて、
久しぶりに、面と向かって人と話したので、発散はできた。
とはいえ、まだプロットが固まるには至らず…。
がんばろう。
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2003 10/3
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プロットはあいかわらず足踏み状態。
おおざっぱなモヤのような、イメージをキーワードに固める
簡単なことすらできないでいるので歯がゆい。
毎回そうだが、この段階では本当に素人なんだなと痛感する。
早いところヒラメキが降臨しないと、かなりヤバイ。
知り合いに言わせれば、考えてなければヒラメキは降りてこないと
いうことなので、ただがむしゃらに考えるのみだ。
とはいえ、今日は、クライアントが後ろに張り付きっぱなしで、
デイタイムは、ほとんどプロットを考えているヒマが無かった。
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2003 10/2
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ボクのプロットが停滞しているのでLOサイドも督促をしてくる。
アイデアが浮かばず、ひいひい言っているところに電話がかかり、
必死で言い訳している様は、まるで漫画家のようだ。
午前中、アイデア出しがてら、漫画家仲間と絵チャットで
フェティズムについて語り合う。
お約束というか、脱線しっぱなしで、結局アイデア出しには
ならなかったものの、いろいろフェティズムについての
洞察が深まる。
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2003 10/1
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LOのプロットをしなくてはならないのだが、
いろいろ本業がとたばたで、まるまる1日仕事で終る。
作業量の多い仕事のため、淡々と仕事をしていただけだった。
さすがに日記に書くことすら見つからない。
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