2004 2/29
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アシスタントに来てもらったものの、僕の原稿がフルデジタルのせいで、
作業手順はもちろんのことながら、ウィンドウズユーザーにむりやり
マックの操作をさせる都合、慣れてもらうまでに時間がかかる。
今日の臨時アシスタントを買って出てくれたA氏も
当然ウィンドウズユーザーだったから、かなり苦戦したようだ。
まっとなお勤め人が、せっかくの日曜を削って手伝ってくれたものの、
慣れたころには明日の仕事に差し障る時間に…。
それでもきっちり仕事をしてくれたので助かった。
どんなにゆとりをもって作業しても、本業に差し障らないように
漫画を描くとなるとアシスタントの必要性は大きい。
IRC等を用いたインターネット経由でアシスタントを頼めば、
お勤め人の友人にも手伝って貰えそうだということに気づいたので、
ウィンドウズ版のペインタクラシックで、今使ってる環境に近い
設定が構築できれば、かなりイイカンジかもしれない。
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2004 2/28
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忙しいのは自業自得としても、慌ただしくしてるせいで、
いろいろ不義理があっていけない。
返信していないメールもあるし、通販作業も進めないといけないし、
チャットにも顔をだしていないし、BBSのレスも遅れてる。
音信不通になると、いろいろ誤解が発生するから大変。
特にチャットとかメールで不義理をすると、気分を害してるとか
そういうふうにとられることも少なくないので、
あまり不義理はしたくないものです。
すんません。
たんに忙しさにかまけて不義理しております。
お許しくださいませ。
スケジュールはついに秒読み段階へ…。
今のところ、限りなく限界ぎりぎり。
ここらへんが勝負どころ。
明日はアシスタントが一人入るので、期待したい。
ちゃんと酒抜いてくるかな…。
そういえば、怒ってもない相手に怒ってると思われることが
あると思えば、怒ってるのに伝わらない相手もいる…。
クライアントである。
「御社のカラーマッチングをしていないカラープリンタを
信じて心中するか、それとも僕を信じるか、どっちにします?」
なんて強烈なイヤミを言ったにもかかわらず、スルーされた。
もっとも、僕は話し合いを抜きに一方的に怒ることは
よほどの事がないかぎりありえないので、
あまり誤解しないでほしいなあなんて思う。
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2004 2/27
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昼過ぎ、仮眠から覚めたとき、
ここしばらく続いていた理由の分からない不安から開放されていた。
もっとも理由の分かる不安はつきまとっている…。締め切りだ…。
締め切りが近いという事と、その間にも本業が詰まっているということ。
この二つを除いたら、今は気持ち良く作業が出来ている。
さすがに周りの作家さんは脱稿したり、落稿を決意したりと、
月末ならではのムードになってきた。
日曜日に新規でアシスタントがひとり確保できたので、
彼の作業ペースに期待したいが、
その前に自分のペン挿れが終ってなければ、どうしようもない。
ペン挿れのコツが少し分かってくると、気づく前に挿れたコマを
書き直したくなるが、さすがに時間はないので
こればかりは、万一時間が余ったときにすることにしよう。
「万が一」というよりは、「恒河沙が一」くらいの確率だが…。
本業の方では、相変わらず振り回されっぱなし。
「こうしてみて」「うーん違うなあ…。じゃあやっぱりこうしてみて」
なんてカンジに1日に何度も要領を得ない修正につきあわされて、
揚げ句の果てに、「やっぱり最初のでいいや」ときたもんだ…。
まあ、ヒマな時だったら、そういうスタンスの仕事も日常茶飯事なので
我慢できるんだけど、忙しい時期だとちょっとキレちゃいます。
もってまわったキッツーい皮肉のひとつも言ってやったんだけど、
さすがに面の皮が厚いようで、皮肉が伝わらなくて撃沈…。
そんなわけで、ノルマはじわじわとマージンを使い果たしつつあり
もうちょっとで不可能領域に踏み込む。
落としたくはないが、クオリティも下げたくはない…。
どっちかしかとれないのなら、「落とさないこと」だ。
絵のクオリティをある程度我慢しても、伝えたいものは伝わる。
ちょっと前までは、もっと下手くそだったんだしね。
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2004 2/26
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ここしばらくメールのトラブルが多い。
なんかおかしいとは思っていたが、仕事のメールや携帯メールで、
出したのに届いてない?とか、返ってきた!なんて報告が続いている。
僕自身はメールの設定を変えていないので、理由がつかめないまま。
着信を拒否してるなんて誤解されたら大変なので、
とりあえず各サービスに問い合わせ。
まだ睡眠障害気味で、細かく目が覚めるので、
寝直しを繰り返したら、合計では結構寝てしまったのがやばい。
買ってある「ドリエル」とかいう入眠剤を飲もうかな。
ペン挿れに慣れてきたから、少しは線が上達したかもしれない。
そのせいで、妥協点の模索に失敗してノルマのずれ込みがあるんだと
思っていたけど、それが違うということに気づく。
今回、密度が高かったり、魅せゴマが多かったりと
手のかかるネームになってるからなんだ…。
同じページ数でも密度が違えば、作業時間も変わってくる。
こんな簡単な事に気づかず、予定を見誤るなんて、
まだまだ素人に毛が生えた程度だなあと苦笑する。
まあ、この修羅場に我が儘で僕を振り回してくれるクライアントの
存在を考慮に入れてなかったのも失策。
限りなくやばい状況下で、淡々と今日もペン挿れ。
漫画を発表することでしか、繋がってられない
読者やファンの人との関係を維持する為にも、
落とさないようにしたい。
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2004 2/25
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かなり集中してペンを挿れているが、ちょっとペースが落ちているようだ。
ペースアップを前提に妥協点を模索しなければ…。
少なくとも、デビュー当時よりは丁寧に描いてるわけだから、
時間はかかるだろうけど、今の作画方法では時間が足りないようだ。
アシスタントに来ていた友人が帰った。これからは一人作業だ。
せめて土日に手伝ってくれる人を探そう。
本業の方でクライアントがポカをかます。
これで、さらに火が着いた。
本業は漫画のように、ロングスパンの仕事ではなく、
一つの仕事の中で何度となくショートスパンを繰り返すのが普通なので、
スケジュールを立てるのが難しい上に、
先方の都合で変わったスケジュールが、他の仕事とブッキングして、
修羅場が重複するなんていうこともザラだ。
だから、基本的には前倒しで、いざというときの為に備えておくのだが、
漫画をはじめてからは、どうにもそのバランスを取るのが困難になっている。
具体的な指針を出さないと、すぐにでも破綻しそうだ。
描いている事自体は楽しいし、やりがいはあるんで
まあ、なんにせよ、頑張ろう。
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2004 2/24
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アシスタントが横にいると、集中力が持続すると思う。
もちろん普段もそんなに集中してなかったり、
さぼってるわけでは無いのだが、
やっぱり、気の引き締まり方は違う。
そろそろ、締め切りも近づいてきたので、
編集サイドから確認の電話なんかもある。
ちょっとヤバめではあるものの、
間に合うかどうかは、まだ五分五分。
締め切りまでの間にこなさなければならない本業の作業量が
予想以上に増えてまずいんだが、それ以上にマズイのは
本業のアシスタントが埋まってしまい、
明日以降の漫画のアシスタントのあてがないことだ。
アシスタントが見つからないと、かなりやばい。
休憩がてらの買いだしで、お店の展示品の体脂肪計を使ってみたら、
体重は減ったし、見かけの変化もあるのに、
体脂肪は12月に測った時から殆ど落ちていないようだ…。
これは、かなりマズイのではないだろうか…。
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2004 2/23
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昨日のコミティアで約束をとりつけた友人が、アシスタントに来てくれた。
とりあえず水曜の夕方までは泊まり込みで手伝ってくれるようだが、
漫画畑のひとじゃないし、凝り性で手抜きを知らないひとなので、
「質より量」的状況のアシスタントとしては、不安要素もあるが、
その分、真面目に仕事をしてくれるのでとても助かりそうだ。
デッサンをとるかイメージをとるかの、おりあいがとれず気がつくと
ひとつのコマで長いこと止まってしまっていることが増えた。
ある程度わりきらないと駄目なんだけど、無意識のウチに悩み込んでいる。
これによって、綱渡りだったノルマに火が着いた。
ティアに行ったことで、鋭気を養い、目を休めたことはプラスだったが、
もっともマイナスだったのは、時間を費やしたことよりも、
また、妥協点が上がってしまったことだ。
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2004 2/22
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昨日までのペースが良かったことと、なんにしろ目と肩がやられて
画面に向かうのが辛かったので、どうせ原稿をやらないのならと
コミティアには行くことにした。
とはいっても、売るものが何もないので、基本的にはブースで座って、
友人やファンの人に挨拶たりスケブ描いたりとまったり。
以前、作っておいた名刺サイズカレンダーという商品を明け方刷って、
6部だけ持っていったが、さすがに6部だけでは速攻ではけてしまった。
帰りは、友人数名と食事をしたあと、車で来ていたぷう氏に送って貰えて
ラッキーだった。
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2004 2/21
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ひたすら原稿、ペースは悪くない。
夕方、明日ティアに行く地方の友人が泊まりに来るが、
なんのかまいもせず、僕が原稿をやっていたせいで、
寝るタイミングを逸させてしまい、悪いことをした。
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2004 2/20
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1日漫画に費やすことにしようとしたが、それなりには本業もあり。
原稿に比重があるということは、いつも仕事に使っているメインマシンが
空くので、それを使いゲリラ的に絵チャットなど立ち上げて放置してみた。
たまに習作とかに自分でも使いつつ、休憩がてら覗いたりして楽しんだ。
ファンの人とかも来て応援してくれたりして、やる気も出たのだが、
ネームが確定だとまだ思っていなかったページに入り、
もう少しなんとかできないだろうか?
なんて考え始めたせいで、少しペースダウン。
時間はないので、あまり悩まないようにしよう。
「忙しそうなのに絵チャットなんて立ち上げて…」
「みそかさんは真面目だから、逃避なんてしないと思ってた。」
とか言われましたけど、日記で分かるように、
結構、なんだかんだ言い訳やら詭弁を呈しては逃避してますよ。自分。
なんか、真面目だという誤解があるらしい。
ホントはかなり不真面目…。
日中、いくつかメールの送受信に失敗したらしく行き違いが発生した。
もちろん、郵便でさえ郵便事故みたいのもあるから、
通信インフラなんていつ破綻するか分からないものではあるけど、
届いてあたりまえと思い込んでいるせいで、破綻すると焦る。
漫画にかまけているせいで、本業の仕事が減りつつあるのが
将来の不安につながり、若干のストレス。
今日は美味しい仕事が来たのだが、漫画とのかねあいで断らざるを得ず、
悔しい思いをした。
どっちも大事だけど、虻蜂取らずで両方受けて破綻させるわけには
いかないからね。
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2004 2/19
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流石にちょっと前まで所謂ところのデブだったのが、
今度はやつれすぎで心配されるように…。
まあ、標準体重を1kgしか切っていないのだが、
もとを知ってる人からすれば心配もされるだろう。
去年の10月に立ち消えたと思っていた仕事が、
今更起き上がって、締め切りがタイトだとか抜かしやがる。
3ヶ月半何やってたんだよ…。
とにかく香ばしい匂いがぷんぷんする…。
ノルマの溝が少し広がる。
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2004 2/18
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飛び込みでかつ、断れない仕事がちらほらと来る。
原稿のノルマは縮まらず。
時間だけが過ぎていくカンジに、ちょっと焦るが、
気分転換にちょっとHP弄ってみたり。
なんにしろ1日中PCの前に居るカンジ。
睡眠障害が治らないので、常に仮眠レベル。
入浴剤入りの風呂にのんびり浸かってみても、
効果が一時的なのがつらい。
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2004 2/17
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ノルマまでの距離は縮まらず。
広がらないだけマシといったところ。
アシスタントのあては少しだけ目処がつきそうだが、確定ではない。
なんにしろ、日がな一日眠いのは、マズイ。
眠いまま、イキオイまかせで描いた背景は、
消失点がどこにあるのか不明な四次元空間になっていたりする。
どうにも消失点が遠いと、ついパースを手抜きしてしまうのは、
まだまだプロ意識が足りていない証拠。
ペンダコと腱鞘炎の痛みは、だましだましで何とかなるレベルだが、
肩凝りとそれに伴う頭痛は、ごまかせない。
体重が、いわゆるところの標準体重を切った。
ダイエットと同時に筋肉もかなり落ちているようなので、
ここから先は、目標体重に近づけつつも、
たまには運動をして、失った体力を取り戻そう。
学生時代につけた筋肉は15年間の間に、すっかり無くなってしまったようだ。
そりゃあマウスと鉛筆しか握らない生活をしてりゃ、そうなるか…。
視力も、2.0から0.3まで落ちたモンな。
身体に悪い生活だ。
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2004 2/16
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本業をやりつつ、ペン挿れを進めているが、
ペンを挿れている間は、かなり雑念なく楽しんでいるのだが、
ふと手を休めると、いろいろ考え込んでしまう。
もちろん、今の理想からはほど遠いにせよ、一昔前の理想くらいまでには
さくさく描けるようになってるので、そう考えると線を挿れていて楽しい。
それだけで十分な気もする。
今回もストーリー部分に主眼があるため、背景を描く必然性のあるコマが
ところどころあるが、あまり背景を書き慣れていないため、
描き方、それも特に省略の仕方のコツってのが分かっていないようだ。
汚く書き込みすぎるか、シンプルと稚拙の紙一重みたいなものになるか、
といった両極端を行き来してしまいがち。
なんにしろ、描きながらの勉強ってことには変わりないので、
好きなように書きなぐりながら覚えていくとしよう。
苦戦しつつも、描くこと自体は楽しくやってるのだが、
どうにもペンダコと腱鞘炎、肩凝り…。
さすがに集中しつづけると、コイツらが暴れ始めてて大ピンチ。
ノルマは遅れ気味なので、なんとかだまらせたい。
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2004 2/15
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いろいろ試したが、どうにも睡眠障害は治らず。
とりあえずやっと眠気も来たので明け方寝てみたが、
寝入りばなに宅配便に起こされた後は、また眠れなくなった。
日曜でも宅配便は来るんだっけね。
で、ペン挿れをガシガシやってるんだけど、寝不足だと効率が悪い。
起きてる時間は長くても作業は倍以上遅いようだ。
そういや先日、デジタルで原稿をやっている利点を並べたが、
当然のように欠点もある。
・データが壊れたらバックアップでもとってないかぎりオジャン…。
・セーブを忘れて作業をして、マシンがフリーズしたら、
そこまでの作業はなかったことに…。
まあ、流石に前者は余ほどのことが無ければありえないけれど、
後者のセーブ忘れフリーズは、意外と頻繁にありえる事象で、
例によって今回も何度かやらかして、大きなタイムロスがあった。
「気をつけよう、こまめなセーブとバックアップ」
そして、僕はネームで決め打ちを殆どしないので、
描けないかもしれない構図とかは、ネームの時点である程度試してみて、
描けなさそうだったら、止めてしまうというコトを平気でしているのだが、
ネームで大ざっぱには描けたので、描けると思ってたコマが、
実際クリンナップしてみようとすると全然描けなかったり、
難易度が高すぎたりというミスが今回頻発している…。
まあ、言い訳はコレくらいにしといて、
そんなわけでノルマがずれ込んでいる。
まだ補正可能の範囲だが、序盤からこれでは先が思いやられる。
傷口が広がらないうちに、早いところ補正しよう
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2004 2/14
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なんか全然眠れそうにないので、仕事をつづけている。
まあ、徹夜とかは慣れているので問題ないといえばないんだが、
やはりきちんと眠ることも大事なので、早いところ寝てしまいたい。
ペン挿れが楽しいのだが、楽しいあまりについ時間配分を忘れてしまう。
こと、僕の場合はデジタルでタブレットでのペン挿れなもんだから、
気に入った線が引けるまで何度でもアンドゥできるし、紙を痛めずに
何度でも書き直すことが出来るので、時間配分を忘れるとキリがなくて大変。
まあ、もっとも密度の高いページと低いページの差もあるから、
1枚何時間ってほどの厳密なスケジューリングとはいかないけど、
それなりにペースを守らないと、たてた予定が狂っちゃう。
ふと気づいたけど、来週はコミティアか…。参加は厳しそうだなあ。
それ以前に売るものが「しゅくだいがおわらない」しかなさそうだ。
どうしたもんかな。
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2004 2/13
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昨日、なんだかんだ理由をつけて言い訳してみて、
作画クオリティにある程度のところで折り合いをつけて、
締め切りまでに終らせられるようにと、自分に言い聞かせてみたが、
結局、前作を下回らないようになんて考えてしまう時点で自家撞着していた。
もっとも、絵が上達すればビジョンも向上するので、許容できるクオリティも
低めに設定してるつもりでも上がってしまっているのだろうし、
それっぽいお題目となえたところで、それが言い訳だったとしても
理想と現実を合致させるってコトは容易ではない。
時期柄、知りあいの作家陣もかなり似たようなことで煮えてるようだ。
僕のような兼業で駆け出し1年目なんていう中途半端ではない、ちゃんとした
プロ作家さんと自分を同じくくりにするのは失敬だし、
彼らの方がよほど根の深いところにある苦悩なのだろうけど、
僕も僕で、ついにそんなコトを考えるようになったようだ。
絵については、思いきりの良いほうだと思っていたのだが、
やはり、楽しんでもらうためには少しでもいい絵にしないといけない
なんていうプロ意識が少しは出てきたのかも知れない。
それはともかくとして、どうにも睡眠障害気味でよくないなあと思う。
眠りが異常に浅く、すぐに目覚めてしまい、疲れが取れないというのは
相変わらずだし、寝入りもひどく悪い。
布団に潜ったまま、眠れないでいる時間はあまりにもったいない。
もちろん、眠くなってから布団に入っているはずなんだが、
眠いのはずなのに、身体が変に興奮している感じで眠りにつけない。
どっちにしろ、自律神経失調なのだろう。
副交感神経をコントロールできなくなっているようだ。
どうにも寝れないのは癪だからといって、いざ原稿に向かっても
眠くて効率が悪いし、布団に入ったからといって寝れるわけでもない。
これはどうしようもなく不経済な感じで滅入る。
確かに、今すぐ寝れるっていうピークのタイミングはある。
キリが悪いからといって、そのタイミングを逸してしまうのがいけない。
次に眠気のピークが来たら、間髪入れずに寝てしまおう。
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2004 2/12
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ちょっと昨日1日外に出なかったので、
カミさんの買い物に付あいつつ、少々ウォーキングをした。
ああ、そうだ。なにがいけなかったって、運動不足だったんだな。
体力が落ちて動く気力がなくなるのも、もとはといえば運動不足なんだ。
帰ってきてみたら、疲れてると思いきや、いつもより体調がいい感じ。
適度な運動はやはり大事なのだな…。
車とちがってバイクは、目的地までダイレクトに行ける上に身体つかわないから
一昨日も奔走した割には運動してなかったみたい。
さて、ペン挿れをやっているのだが、
まあ、絵を描くのはネームに比べれば多少の慣れもあるせいで、
楽しもうと思わなくても、充分に楽しい。
ただ、僕の作品ってのは、美麗な絵で魅せるようなタイプじゃないので、
他の作家さんに比べると、商業誌の限界くらいまでは手抜きな感じだが、
本人的にはかなり頑張ってるつもり。
ただ、漫画ってこともあって、1枚絵を描くコトに比べたら
それなりに手を抜いてるのは事実。
絵なんて、こだわり始めたら時間が幾らあっても足りることなんてないし、
以前やったんだけど、部分的に力入れちゃうと、それに全部合わせなきゃ
ならなくなるんで、僕みたいにネームだけで予定割っちゃうような作家だと、
ここで、きちんと折りあい付けないと、
本当にいつまでたっても原稿が終らなくなる。
美麗に魅せるタイプじゃないけど、やっぱり雰囲気伝えることが重要なんで、
そういう部分では手抜きたくないし、手なりで描いちゃうと
実はむちゃくちゃ下手くそなのがばれちゃうんで、
自分なりに許容の限界値ってのは決めているつもり。
なんにしても、やはりコンスタントに描いてるおかげもあってか、
「すてぃる…」や「ぷりーず…」に比べれば絵も上手くなってるっぽい。
いつまでも、粗い絵でごまかしてる作家を容認してもらうのもアレだし、
1度上げたクオリティは下げられないので、少なくとも一番最近描いた
「ふぉーのーわん」以下にはならないように頑張ろう。
世間的にどうかは別として、前作は自分としてはかなりクオリティ高いので、
下回らないようにするのは至難の業かも知れないなあ…。
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2004 2/11
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原稿とか本業の一日だと、本当に何も描くことがない。
着たきり雀の部屋着を着っぱなしってことは、外にも出なかったな…。
まあ便利な世の中になったもので、部屋にこもっていても仕事が成立する。
理想だと思っていたけど、実際そうなると、それはそれで考えものだ。
昨日は請求書を届けたり、打ち合わせだったりでバイクで奔走したが、
本当に外出の必然性が減ったので、バイクもかなり久しぶりだった。
もっとも、あと数日中には乗れなくなるので、乗っておけてよかった。
なぜ数日中に乗れなくなるかというと、スギ花粉のせいだ。
今年のスギ花粉は、例年の数分の一ですむという嬉しい報せもあったが、
症状自体は年々悪化している花粉症に悩まされるシーズンが到来する。
さすがに、くしゃみをしながらのバイクは危険なので、
冬の寒さや、夏の暑さ以上に、ボクにとってバイクの敵となるシーズン。
当然、重症ともなると体力や集中力を持っていかれて、仕事にも影響する。
毎年この時期の作業効率はあまりよろしくない。
予報通り、花粉が少ないことを祈る。
今日のペン挿れはといえば、そんなにハイペースではなかった。
まあ、久しぶりのペン挿れだから、暖機運転だと思えば、
さほど心配することもなかろう。
明日以降の作業配分も計算できたんだが、
あくまでアシスタントが確保できるという前提での皮算用。
とにかく、最悪の事態を想定して、なるべく巻きで行くか。
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2004 2/10
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日中は本業の事務や打ちあわせに奔走し、
夜からは原稿のフィニッシュワークの為の準備作業を
いろいろとやっていた。
まだ、足りない準備は沢山あるが、進行させながら不足は補おう。
具体的に言えば、そらでは描けそうもない背景の資料探しとか、
ネームの微妙なサイズ調整のまだな部分の煮詰めとか。
明日からは、さくさくペンを入れていかないとマズイ。
ということは遅くても来週頭までにアシスタントを
手配しなくてはならないな。
長いこと失業して再就職していなかった後輩も、
めでたいことに、つい先日再就職が決まったらしいし、
本業のアシスタントは、病気でダウンしてるし…。
なかなか身内の知りあいのつてでは厳しそうだ。
まあ、その前にアシスタントが呼べる状態に早く持っていこう。
そういや、アシスタントで思い出した。
以前、アシ頼んだ友人がやたらとナニをイカつく塗るんで、
笑っていたことがあった。
僕自身としても絵的なバランスいっぱいくらいまで
イカつく描いてるつもりなんだが、某出版社的には
「ナニがおとなしすぎるんで、もっとえぐく描いて欲しい」らしい。
他の作家さんを参考にしてくださいと言われても…、
どちらかというと、それを知っているうえで、
消費者的な自分的として、それがイヤだから、
限界ギリギリのえぐさにとどめているわけなんで…。
ここらへんの折衷が大変。
エロにきれい事を持ち込むなと言われるかもしれないが、
そういった部分も自分なんで、どうしようもない。
ストーリーも偽善的な予定調和と揶揄されるの覚悟の上で描いてるしね…。
まあ、なんだかんだで、相変わらず生意気な我が儘言ってます。
本業でそうしているように、相手の意向に合わせつつも、
どうしても曲げられない部分は、強引にでも残すと言った、
ギリギリの折衷案をだすことで、気持ち良く仕事できるようにしたい。
あとで気づいたことなんだけど、PSXのネットワークアップデートって
本当は今日の正午からのサービス開始だったのね。
はるかにフライングしたけど、ちゃんとDLできてたのはなんでだろう…?
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2004 2/9
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朝、NFL今シーズン最後のイベント、プロボウルを観戦。
もっとも、午前中ということもあり、何度か本業で中断せざるを
得なかったが、美味しいところはきちんと見れた。
午後、明日が締め切りというのをすっかり忘れていたコミケの申込書を
慌てて出しに郵便局に行った。
その後は、仕事や原稿と、いつもどおりだったが、
生活リズムが狂っているので、若干体調が芳しくない。
PSXがネット接続でのアップグレードサービスを開始したというので
さっそくDLしてみる。
家電がネット接続でバージョンアップするというのは、
なんとも次世代的でかっこいいなあと、子供っぽく感動した。
これによって、MP3CDが読み込めるようになったので、
活用の範囲が広がった。
が、相変わらず音楽のプログラムやランダム再生に対応していないのは
PS1のころから変わっていない欠点として、残ったままだったし。
せっかく大量の音楽が格納できる環境にもかかわらず、
アルバムごとにしか聞けないなど、片手落ちの部分も多く見られ、
今後のアップグレードに期待したいところである。
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2004 2/8
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明け方、借りていたDVDを返しに行った。
借りていたDVDは資料価値がありそうだったし、
そのレンタルショップで同タイトルの中古販売もあったので、
せっかくなので買うことにした。
特記すべきはそれくらいの1日。
あとはいつも通り、仕事したり原稿進めたり。
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2004 2/7
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たまには鬱っぽくクダをまくだけじゃない日記でもつけようか…
とか思ったら、マジで書くことが無い。
ネームのスキャニングとか見直しやら、後は本業。
テレビを見たわけでも、外にでかけたわけでもないし…、
まあ、昨日おとといのコトなんだけど、
愚痴に終始して、言い忘れたコトでも書くか。
先日買い物ついでに資料用にと学園モノの「害虫」というタイトルの
映画のDVDを借りてきて流し見したら、思ったよりは資料価値が
ありそうだったんで、また借りようと思った。
仕事の脇で流してただけなんで、ストーリーまでは見ていないんだけどね。
そのついでに偶然発見した「小さな唇」という児童ポルノ映画も借りた。
こっちも話までは見てないから分からないけど、映像は良かったと思う。
ポルノ特有の演出や構図・カット割りは参考になると思う。
AVとかは参考にならない感じだが、ポルノは参考になるなと気づいた。
あと、コンビニで久しぶりに食玩に手を出した。
カバヤの「ヨーロッパの家」。
輸入雑貨屋には同じようなビスクビネットは昔からあって、
ずっと欲しかったんだけど手が出なかったという経緯もあったし、
この1コ200円という値段と、なかなかのクオリティーの
コストパフォーマンスに抗えず、箱買いで一気にコンプリート。
ディスプレイボックスにキチンと全種類1コづつ入っているタイプなので、
無駄無く揃えられてよかったけど、典型的な大人買いだよな。
でもコレ、僕はすごい欲しかったわけなんだけど、
世間的な需要はどうなんだろう?
まあ、出来も良くて満足だから、後日飾り棚を買おう。
僕はワーカホリックなので、仕事をしてると安心はするのだが、
デザインだけだったり漫画だけだったりの人生は断じてイヤだ。
もっとも、そればっかりやってたら、価値観が停滞して
ロクなことにもならないからね。
てな言い訳のもと、なんか楽しいことないかなあ…なんて考えてる。
NFLシーズンもあさってで終わっちゃうしな。
まあ、現実的にはこれから、本業と平行でフィニッシュに入るわけだが、
ムリの無いスケジュールを組もうとなると、アシスタントが必要そうだ。
知りあいのつては皆忙しそうだし、どうやって調達するかな…。
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2004 2/6
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ひとまず、ネームがあがる。
自分なりのエンターテイメントを表現できたと思う。
お世辞にも名作ではないし、
悪い言い方をすれば、素人による素人だましのようではあるが、
打算的な恣意で読者を小ばかにする素人だましじゃない。
自分自身が読みたいと思えるものに、
現状の実力で限りなく近づけようとしたもの。
それがこれだ。
確かに妥協はしている。
ただ、妥協ナシに作品をつくることなんていうのは不可能だ。
妥協をすることを問題だとする人もいるだろうが、
もし誰かが一切の妥協をしてないと言い張るのならば、
それは実力と同等のビジョンしか持ち合わせていないということで、
それはそれで問題なのだ。
妥協点は高めに設定するに越したことはないし、
そうしたいと思うが、すでに締め切りをぶっちぎってる現状では、
もっと低めにすべきだったかもとさえ思う。
このバランスをコントロールすることはプロとして重要なコトなのだろう。
いかに実力をつけても、ビジョンは実力と比例して向上していくのだから、
イタチごっこは続くはずで、常にバランスは保っていかねばならない。
さてはて、例によって恥も外聞もなく、描きかけで未確定の
中途半端なネームを、作家友達に見てもらい助言を仰いだりもしている。
さすがに、作家の人からの助言は的確だ。
もっとも、自分の作品として、そのままでは受け入れられないが、
なにがいけなかったのかが明確になって、目から鱗が落ちる。
確かに傍目八目という言葉もあるが、
考えすぎで、自ら見えなくしてしまっている事柄の、
いかに多いことかを思い知らされる。
担当編集の迷惑も顧みず、強引に引き摺りたおしたこのネームは、
自分的にギリギリ納得できる妥協点に達したとはいえ、
編集が納得し、読者が楽しむに足る作品になりえているだろうか?
もし駄目で、失望されたとしても、漫画の神様が降臨しない状態の、
自分の真の実力はこれなのだと、謝るしかない。
自分の実力は誰よりも知っているし、妥協はせざるを得ない。
しかし、コマ割りが苦手だとか、話作りが苦手だとか、
そういった苦手意識は、自分を委縮させてよい結果を生まない。
そんな苦手意識を頭から排除して、純粋に楽しんで、
かつ、炎燃の様に、紙に魂をぶつけるがごとく描こうと
努めてきたが、なかなか簡単ではない。
まだまだ、たとえるのならば、
息の仕方を確認しながら生きているといった具合で、
無駄なところに神経が行きすぎている。
言葉通り、息をするかのように漫画が描ける領域には進みたい。
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2004 2/5
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気がつくとネームにかかる時間は、1作ごとに遅くなってる。
どうやらそれは、今までの読者を失望させないために、
前作を下回るものを作りたくないという焦りから
生まれるものもあるし、純粋に思いつく演出手段のネタが、
尽き始めているという原因もある。
佳作と名作の間には大きな隔たりがあるが、
駄作と佳作の間にはそれほどの距離はない。
もちろん名作を作るつもりで取り組まなければ
佳作にすらならないだろうが、
今の僕は、いかにすれば駄作にならないですむだろうか?
なんていう消極的な考え方から逃れきれないようだ。
ひとまず、コンスタントに佳作をたたき出せるだけの
実力が欲しい。いつかは作りたい名作の為に
安定した土台を自分に構築したい。
もちろん、漫画としての実力もそうだが、
美学(こだわり)とその応用も大事なのだ。
読み手が書き手の美学に心酔できることも、
表現とその感動の関係の重要なファクターであって、
たとえばエロ漫画としての枠から、少しくらい外れたとしても
その中に、作家が自分なりのエロティシズムに対する美学を
構築してあるなら、それが一般的な評価で名作では
なかったとしても、読み手によっては名作になりえる。
そのためにも、美学は探究し続けて貫かなければならない。
そう言った美学(こだわり)の探究も
もちろん漫画をつくりだすための基礎力の構築も
実現するには、かなりの精神的なパワーが必要だ。
疲弊している場合じゃない。
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2004 2/4
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駄作覚悟でただ描くだけ描く。というコトですら、
実は思いの外難しい。
やはり、漫画を描くということ自体が、
それだけで充分、難しいことなんだな。
こうやって煮詰まって、描けない状態になると
今まで描けてたことすら、他人事のような気になってくる。
神様降臨と呼んでいるあの視界が晴れて
ビジョンが見えてくる感覚をコンスタントに引きだしたいが、
そのための努力の方法というやつは分からない。
仕方ないので、ネーム用紙の前で、今日もうんうんと唸る。
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2004 2/3
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昨日、我が儘で半休したくせに、今日も駄目っぽい。
ある程度のビジョンは浮かぶし、描けるんだけど、
こんなもんなら誰だって描ける。
僕にしか描けないものでなければならない、とまで
偉そうなことを言うつもりはないけれど、
それにしても安易なものしか描けていないので
3歩進んで3歩下がっている状態。
締め切りを守るためだけに、
安易なものを提出していいわけでもないし、
締め切りは実はもう、ぶっちぎってしまっている。
ひとまず、駄目元で描くだけ描ききって、
そこから考えるとしよう。
流石にこれ以上は仕事として無責任すぎる。
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2004 2/2
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本日は定休日です。
冗談ぽくもあるが、かなり本気。
要するにスーパーボウルホリデーなのである。
アメリカじゃ日曜日でも、時差で日本は月曜日。
平日はいえ、去年も午前中は仕事を放棄しました。
今年は、六本木のスポーツカフェで
アメリカ人に交じってのスーパーボウル観戦パーティー。
本業も漫画もやばいってのに、それでも行っちゃったモンね。
もちろん、帰ってきてから埋め合わせ…。
仕事滞ってます。クライアントの皆さま、ごめんなさい。
とはいえ、徹夜で行ったんで、今の眠いことといったら…。
まあ、外人さんと叫んだり、ハイタッチしたり、
一喜一憂して、すごい楽しかったんで、
ここしばらくネーム漬けで凝り固まってた
いろんな部分がスッキリした感じで良いんだけど、
ぶっちゃけ、職務放棄で遊びに行ったのは事実なんで、
ちゃんと頑張らんといかんな…。
パーティー会場には、日本人もアメリカ人も
あからさまに仕事を抜けてきた雰囲気の人が沢山いました……。
うーん同類だ…。
あ、そうだ。エロシーンだっけ。
頑張って妄想しないとな…。
そういえば
ちょうど六本木に向かう電車が通学時間帯とかぶっていたので、
久しぶりに、沢山の学生を観察する機会に恵まれた。
これは、思わぬ収穫だった。
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2004 2/1
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ノルマがずれ込む。
ストーリー部分は、気持ち良いくらいスムーズに進んでいたのに、
エロシーンに入ってから、躓いてしまった。
エロ漫画家なのに、エロが描けないってどういうことよ…。
ちょっと、妄想力が低下しているのかもしれない。
どうやって、カバーしようか…。
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