Talk Talk link info favor BBS game Gallery

■talk■

日記:2004 May
2004 5/31 例によって恒例の月曜朝一締め切りの仕事を提出しきって朝をむかえた。
なぜか月曜朝一の締め切りというのは多い。
普通の会社だったらありえないケースだが、
フリーランスならではというところ。

提出したそれぞれのレスポンスや保留事項の返答を待ちつつ、
出来る仕事をこなし、予定は変動しつつも順調にすすんでいて
イイカンジだなと思っていたのだが……。

まあ、そんなに上手くコトは進まないようで。

仕事が派生で増えたり、保留にしていた事項は
想像以上にやっかいな作業をともなう問題点だったことが判明したり、
一気に香ばしい匂いがしてきた。
予想作業時間をスケジュール表に埋めていくと、
作業にかかる時間にマージンをつけないで配置しても溢れてしまった。
一日が40時間くらい必要そうな感じ。

もちろんアシスタントや、外注に頼むのがよいのだろうが、
どれもこれもあまりにショートスパンすぎて、
頼むために説明する時間すらないし、
技術的に頼りになる外注先をしらないので、
結局自力でこなすしかない。

またもや奇跡発動のために魔法をつかわなくてはならない。

午後の打ち合わせで、とどめを刺すような問題が発生。
いろいろ言いたいことはあるが、要約してしまうと
「素人はだまってろ!」である…。
自分の領分はまるで果たさないのに、こっちの領分に勝手に踏み込んで
さも自分は仕事ができますみたいなしたり顔をする、
そんなおつむの弱いクライアントが多くて困る。

どこで聞きかじったか知らないマニアックな知識をふりかざして
現場を振り回すくらいだったら、
現場のフローの基礎を学んでおいてください。
まあ、できれば素人さんには、
こっちの領分には手を出さないでもらいたいし、
その前に果たすべきそっちの仕事をきちんとこなして欲しい。

2004 5/30 カミさんがゴスロリの集まりがあるということで、
明け方お気に入りのゴスに着替えて出かけていった。
仮眠を取る前に見送りぐらいはしようと思っていたのだが、寝オチしたらしい。

とりあえず2時間ちょいほど寝てから今日のノルマにとりかかる。
寝不足気味とはいえ、下手に長く寝たときより気持ち良く目覚めたので、
睡眠ってヤツは時間じゃないんだなあ…とつくづく思う。
仕事は、ほぼ順調と言いたかったが、思わぬところで保留事項がいくつか発生。
問題点が出たときに、すぐに電話確認が出来ないのは日曜日の困ったところ。
たしかにイレギュラーの電話こそかかってこないんだが、一長一短である。

一応スケジュール表では来月一日からネームにかかると書いてあるのだが、
同時進行の本業にあまり頭を使うものを残さないでおけるように、
組み換えたほうがいいかなあと、本業のスケジュールに再度手を加えつつ、
保留になって出来なくなった仕事の代わりに別の仕事をやることにした。

夜、やっぱりちょっと疲れたので一眠りする。
規則正しい睡眠ではないので、どこをもって1日の境とするかが微妙。
まったく寝ない日もあれば、1日に2回以上寝る日もある。
起きだして仕事を始めたのが23時50分だったので、
ふとそんなこと思ったりした。

先週の中ごろ、2日ほど連続で、
明け方寝る前にカミさんとピクミンの対戦をやったが、
カミさんの寝不足に拍車をかけることになるので封印。
そもそも、ボクの生活リズムに付きあいつつも、
いろいろ予定が多いようなので、大変だ。

2004 5/29 昨日の体調不良による遅れは取り戻したものの、
今日は、夕方からさばおさんの上京を祝した飲み会があったので、
できればそこまでに終らせたかった今日のノルマまでは少し間に合わず。

同席していたのは、基本的には絵描き友達だったので、
先日、原稿を手伝ってくれた庚さんと漫画について色々語ったり、
川崎犬太郎氏と商業原稿に携わる上での苦悩をぶちまけあったりと、
主賓そっちのけで漫画談義ばかりになってしまったのが反省点ではあったが、
とりあえず、皆楽しそうでなによりだった。

ちょっとショックだったのが、犬ちに日記の鬱さ加減で
僕の方が勝ってると思われていたことだ…。
なんにしろ、こうやって話すたびに思うのは、
意外と皆読んでるのね…ココ。
適当にお茶を濁したことの真意とかを聞かれることも少なくないから、
あんまり心配かけることは書けないなあと思いつつも、
たぶんこの先も、このスタンスは変わらないんだろうな。

取り組み方は様々だが、皆頑張ってるし、
頑張ろうとしてるっていうのが会話の節々から感じ取れて嬉しかった。
あと、もう少し本業が片づいたら、ボクも次のネームに取りかかるが、
その為の鋭気を養えたと思う。

犬ちが終電を逃したので、ウチに収容するという案もでたのだが、
度重なる修羅場で足場がなかったのと、かなり疲労も溜まっていたので、
どうしようかと悩んでるうちに、庚さんに押し付けてしまうカタチになった。
こう言うときの要領の悪さはなんとかしたいものだ。

そんなこんなで、戻ったら休もうと思ったんだが、
そうだった。今日のノルマが終ってなかったんだっけ…。
ということでノルマをこなしてから明け方寝ることになった。

2004 5/28 身体が重く、頭痛と吐き気がして仕事が進まなかった。
ここしばらく体調が戻っていたので、なんでまた?と疑問に思った。
少々忙しめなので過労なのかとも思ったが、
カミさんには鬱による倦怠感じゃないかと指摘される。
鬱になるには外的要因がそんなに見当たらないのだと言うと、
鬱には原因なんてないんじゃないかと切り返される。

ふむ、もしかしたらそうかもしれない。
いつも理由を分析したがる自分は、つい無理やりでも理由を想定したがるが、
理由や原因がない場合だってあるのかも知れない。
あえて理由があるとすれば、漫画を初めてからの1年間繰り返してきた
躁鬱が身体に染みついて、クセになってしまっているのだろう。
抜本的に改善しないと、漫画はもとより仕事全体に差し障るので、
なんとか治して行きたい。

あえて鬱気味だと仮定して、その外的理由をこじつけるとすれば、
簡単な理由は、同時進行の仕事の多さと、その管理の問題だ。
ちゃんとスケジュールを立てていてすら、
何から手を付けていいのか分からないような気分になるので、
たしかにあまり精神衛生上好ましくない。

ダイエットはとりあえず目標を達成して、
それでも一応リバウンドを危惧して食餌制限は続けていたから、
あまり、炭水化物よりなものや、油ものは食べないでいた。
しかし、この体調不良が心因的なモノなら、
たまには食で憂さばらしも手かもしれないと、
丼ものや冷やし中華など、
ひさしく食べてなかった好物を馬鹿食いしてみた。

こころもち気分は軽くなったが、胃が重くなって苦しかった。

2004 5/27 進行中の某玩具メーカーの仕事の打ち合わせに池袋にでかけたついでに
少しばかりPCショップを物色、今後のソフト導入計画などを考えたが、
一番の懸念はOSの問題。
今使ってるクラシックMacOSと、OSXには互換性がないので、
将来的にOSXにしたら、使えなくなるものを今買うのは、
まるで得策とは言いがたい。
しかし、仕事上まだ当分の間はクラシックOSを使い続けるだろうから、
その間は使えるし、あったほうが便利なものも多いから困る。
実際、クラシックOSで稼働するソフトは徐々に流通しなくなってきてる。
そんなわけで、ショップに行くたびに悩むことになるのだ

他は至っていつも通りに仕事をこなし、一応ノルマはキープ。

2004 5/26 細かい変更作業やら、打ち合わせやら、
こなした件数は多かったが、それぞれの進行度はさして上がらなかった日。
やはり1件づつ集中して、がっちり進めたほうが効率はよいのだが、
そううまくはいかないのが世の常だったりするのだ。
1度で済む仕事を2度3度に分けないで、
もっと吟味してからまとめて投げてくれれば、もっと早くかつ安全に、
それもよいものがあがるコトをお約束できるのですが、いかがでしょうか?

まあ、なんにしろ皆が皆よってたかってクチを揃えて
「今すぐにやってくれ」じゃそのうち破綻してしまいます。
ボクも困るけど、あなたがたもそれじゃ困るでしょ?

仕事はゆとりをもって確実にやりましょう。
なんでも右から左じゃなくて、きちんと自分でモノを考えて
計画を立てて、よりよい仕事環境を作ってください。
ボクはよりよいものを作る人、あなたはよりよい仕事環境を整える人。
お互いの領分を、きちんと誠意をもって果たしましょうよ。

あと、貰ったデータがそっちの環境で開かなかったなんていう、
基本的なトラブルの報告を4日も寝かしておくのは、
子供じゃないんだからやめてください。
1週間の納期ですら厳しかったはずのものが、もう残り3日ですよ。
どうせそのしり拭いをするのはボクだから、
かまわないっていうコトなんですか?

以上、本日の仕事の愚痴。
とりあえず、言うだけ言ってすっきりしたが、
読まされる方はたまらないだろうな。
ごめん…。

待機のタイミングが何度かあり、合計すれば結構な時間だったが
落ち着いてネームを切るには一回ごとが短すぎたので、
家庭用ダーツを投げたり、ピクミンを投げたりして久しぶりに遊んだ。

夕方、カミさんが義姉と夕飯を食べてしまったので、
ちょうど来ていたクライアントとロイホで食事をした。
ロイホのメニューがいつのまにかダサいデザインになっていたため、
ただでさえ高いメニューが、より不条理に高くみえてゲンナリ。
「部数を考えたら印刷費の方がかさむんだから、デザインをケチってもね…」と
自分らの仕事でもないことの見積もりなんかを出したりした。

夜、打ちあわせをするはずだったクライアントは、例によって寝オチしてて
やっと来たのは日が変わってから、それも連絡無しで突然やってきた。
この人、いつもウチにつくまで絶対連絡しない。
居なかったらどうするつもりなんだろう…。
夜行くと言って、深夜の3時とか、明け方5時なんてコトも結構ザラなんで、
まあ1時なら上出来だけど、いつも徹夜してるとは思ってほしくないなあ。
寝ないで待ってることも(たまには)あるんだから…。

うーん、結局愚痴ばっかりだなあ…。
イカン。
たまには楽しい話題をしなくちゃね。

2004 5/25 おかしなイレギュラーが発生。
動くはずだった仕事4本が急に待機になってしまい、
そのかわりに動くはずではなかった仕事4件が細かく動いてきた。
結果プラマイゼロで、いつもどおり仕事をしてるうちに日が変わった。
スケジュール表は、1日に何度も組み換えることになるのだが、
PIMソフト(パームデスクトップ)を使っているので、
手書きのスケジュール帳よりは、項目の移動や試行錯誤が楽なので助かる。
ただソフトの仕様上、24時をまたいだ予定が組めないのはちょっと困ったところ。
普通の人は24時をまたいだ予定を入れたりはしないのだろうね…。

昨日、ふと漫画のコトに触れてみたが、タイミングよく編集長から電話。
今まで、あまり苦言を呈されることなく甘やかされていたが、
ついに厳しい意見をいただくことになる。
甘やかされてもなにも良いことはないので、もう少し厳しくてもよいですよ。
なんにしろ絵の揺れに関しては、自覚している部分なので改善していきたい。
もっとも、改善していこうという気負いのせいで揺れるというのもあるのだから、
一概にどうしたら良いのかは分からないけれど、
脱稿前に確認して、気づけるだけのゆとりのあるスケジュールを組むことが、
少なくとも今考えられる一番の善後策だ。
頑張ろう。

話の行きがかり上、ついに全6話というコトになりそうである。
無理に終結させないで済む分、よりよい話に持っていけそうなので、
せっかく増やしてもらった分を無駄にしないようにしたい。
楽しんでくれている読者の人達にとっても、
せっかく増えた吉澤達と過ごせる時間なのだから、よりよいものにしたい。

仕事はイレギュラーこそ多いが、驚くほど進んでいく。
やっつけではないのに、かなりの数の仕事が通り過ぎているようだ。
こんなに仕事を流してたら、さぞかし今ごろ大金持ちなんじゃなかろうかと
思ったりもするのだが、どちらかといえば食いつぶし気味の今日この頃。
なんで儲からないのかは分かってる。
イレギュラーによる無駄が多い割には賃金が安いんだ。
もっと強気に、そういったロスの部分に対する追加請求をしないと駄目だな。
事務周り、とくにお金周りに無頓着なのはオヤジ譲りだけど、
こんなところは似なくても良かった。

2004 5/24 今日はイラスト仕事を中心にやっていたのだが、
思った以上にノっていたらしく、実力以上の作品が出来て満足。
同じものを構図違いで描き直せと言われても、絶対に描けません。
出来もそうだが、進み具合も悪くはない。
ノルマは確実に消化している。
可能であれば今月中に次の作品のネームにかかりたいのだが、
この調子でスケジュールをこなしたとしても、ちょっと難しそうな感じ。

6月20日のサンクリが受かってしまっているのに、
新刊は無理っぽいよなあ…。
もうちょっと気張って、さらにもうひと魔法かけるとするか。
奇跡は起きるかも知れん。

ありがたいことに、今回のLOの作品にも感想を頂いています。
もちろん感想をくれるってことは、楽しんで貰えた人からなので、
そういった確実に楽しんでくれた人がいるという証があるのは幸運なことです。
色々、長月みそかとしての立ち位置やありかたについて悩むことは多いけど、
次も頑張ろうという気にさせてもらえる。

なにかにつけ、恵まれているのだから、
泣き言はなるべく言わないで居たいものだ。

以前にも言ったかも知れないけれど、
実は、ボクが「すてぃるぶるー」以前にまともに描いた漫画というと、
ゲームパロディもののすごい短いものを1本描いただけというくらい、
漫画を描いたことのない人間で、漫画を仕上げるということに対して
かなり苦手意識があった。
もちろん今でも苦手意識は抜けていないのだが、
自分が描いた原稿が去年から少しづつ溜まっていくのを見るにつれ、
頑張れば、漫画って描けるもんなんだなあ…と感慨に浸ってしまう。

「すてぃるぶるー」で初めて「描きたいものを漫画として表現する楽しさ」を
知ってしまってからは、この産みの苦しみも心地よく感じれるようになった。
苦しんでいる間は、それはもう酷い苦痛でのたうち回ってしまうのだが、
でき上がった時や、それを読んでくれた人が共感してくれたときの
喜びに変えられるものはない。

たしかに、いつも「まだ何か足りない気がする」とか「違う気がする」なんて
後悔にも似た苦悩と共に輩出されていく作品たちだが、
これもまた成長の過程としての、ありのままの自分だと思う。
悩んで迷って、努力の方向性を見誤ったりするから、
常に次の作品が、前の作品以上になってはいないかもしれない。
でもそれもまた、紆余曲折の成長の軌跡なのだから面白い。

次のネームを始めたら、また苦しむんだろうし、
うねうねと紆余曲折を始めるんだろう。
少なくとも、総合的なベクトルだけは誤らないようにすれば、
少しづつでも進んではいけるだろうから、成長した自分をイメージして、
のんびり成長していけたらいいなあと思う。
さすがに三十路も越えたので、いまさら焦る必要もないのだ。
むしろ焦ったら、なにかを誤りそうだ。

2004 5/23 ひたすら仕事。しかし、集中力は最高とは言いがたかった。
休憩の回数は多かった気がする。
最低限度、明日締め切りのものは終らせたのだが、
向こうしばらくのコトを考えると、せっかくの日曜日にどれくらい
手持ちの仕事を消化できるかは重要だ。
フリーランスにとって、土日は「休日」ではないが、
イレギュラーを伝える電話が来ない日なので、精神的には休日といえる。
もっとも集中して仕事ができるハズの日だったので、
それなりには集中していたが、もうちょっとイケるんじゃないかと
ちょっと過信していたようで、自らスケジュールを狂わしてしまった。

仕事しかしてないと、日記がどんどんつまらなくなる。
いやいや仕事をしてるわけでもないので、僕自身がつまらないワケではないが、
面白いコトないかな?とはやっぱり思ってしまうわけだ。

この不景気に、ひとりで10件の仕事を抱えてられるのは幸せなことだし、
以前とは違って、どれもこれも大手企業がクライアントだから
仕事の中に面白さを発見するのはたやすい。
大口の仕事を大量に引き受けるほどの実力があるのかと言えば微妙だが、
不思議なことになぜか本業では、漫画ほど卑屈にならずに済むのである。
出来なければ、出来るようにやってやるぜと、えらく前向きに構えられる。
このテンションを漫画でも活かせればいいなと思う。

2004 5/22 昨日の夜、どうしてもテンションが低下してしまったので、
試しにと酒を飲んでみたのだが、酔う前に酷い頭痛をともなってしまい失敗。
それでも我慢して日が昇る頃まで粘って仕事をしていた。

仮眠をとってから、二日酔い状態ではあるものの打ち合わせに出かける。
イレギュラーで入った仕事は大きいものだったが、アシスタントに全投げしても
なんとかなりそうなものだったので、アシスタントに期待することにする。

夕べ、頑張って仕事を進めようとしていたのは、
もちろんスケジュールが押しているせいもあったが、
入院している友人の見舞いに行こうと思っていたからだった。
午前中の打ち合わせが終ってから面会時間までは少々時間があったので、
喫茶店で本業用のイラストの下書きなんかをして時間を潰した。

友人は、どちらかと言えば重い病のようなのでかなり衰弱していたが、
思ったよりは元気そうでなによりだった。
TVが見たいというので、帰りしな新宿で携帯TVを物色。
人にあげるものであっても、電気製品を物色するのは楽しい。

一緒に見舞いに行った友人のひとりはクライアントでもあり、
待ちあわせたのは打ち合わせも兼ねていたので、電気屋をでてから打ちあわせ。
義姉の引越しで車で移動していたカミさんの実家の車に拾ってもらい帰宅。

スケジュールを再度調整してから、細かいノルマをひとつづつ潰していく。

2004 5/21 昨日寝過ぎたせいもあったが、
今日締め切りの仕事に全力を出し切りたかったので徹夜。
満足いくものにはなったが、出来如何はともかくクライアントの都合で、
大幅変更になる可能性は十分に考えうるので、それは覚悟しておこう。
満足いくものであるほど、大幅変更時のショックは大きいので、
この覚悟があるとないとでは、のちのちのモチベーションに関わる。

ただ問題なのは、この仕事にかけていい時間を結構割ってしまったので、
他の仕事に使える時間が少し削られてしまったことだ。
さすがにマズイと思い、仕事にとりかかる前にスケジュール調整をする。
ぱっと見で不可能そうな予定をなんとか可能にするプランを
カレンダーの上でパズルするのは面白いし、抱えてる件数が多いので、
定期的に目に見えるように書き留めておくのは重要なのだ。

同時進行している仕事は9件だと思い込んでいたのに、
いざ書き込んでみたら10件あるじゃないか…。

ほらね、書きだしてみてよかったわ。

その中からアシスタントに回せる仕事を探して振り割ったり、
締め切りの順番やプライオリティ、自分テンションの流れを考慮して、
カレンダーを埋めていく。
寝る時間は、大ざっぱにしか決めないでおく。
疲れたりテンションがおちたら、こまめに休むほうがよさそうだ。

よし、コレで行けるぞ!と思った矢先にイレギュラー発生…。
あらためてスケジュールを組み直すことになりそうだが、
明日の2件の打ちあわせをしないことには、
確実なスケジュールは組めそうにないので、
今日のところは保留にして、今出来ることをやろうと思ったが、
仮眠が上手にとれず、体調とテンションを崩してしまった。

2004 5/20 体調が治ったせいなのだろうか。
ここしばらく不眠症で、眠れたとしても3時間以上寝たことがなかったのに、
起きてみたら10時間が経っていた。
不眠症になってからというもの、目覚ましをかける習慣がなかったとはいえ、
この寝過ぎはかなり予定外。
当然のように節々も痛いのだが、まあ一昨日までの体調不良に比べれば、
いたって健康なので、すぐに仕事を始めた。

昨日同様、体調がよいせいで仕事がはかどったが、
どちらかといえば、一昨日までが異常だった。
すっかり、漫画家モードからデザイナーモードに移行しきったところで、
今月号のLOが届く。
いつになったら、茜出版の住所録に登録された
ボクの本名の誤植は直るんだろうか?
あまりにもあからさまだから、そのうち気づくだろうと思ってたけど、
これは、言わないと直らないっぽいな。

他の先生方の作品から学ぶべきところを学んで、
自分の作品の反省点を、ひとつづつ拾って、
次に活かしたいと思う。

今はちょっと本業が忙しいので、
ひとり反省会はあとで改めてちゃんとやりたい。
今回は特に、頑張り方を間違えてしまった部分が主な反省点だと思う。

とにもかくにも、この苦心の作品は明日発売だ。
もちろん、今日ゲットした人もいるだろうけど、
楽しんで貰えることを、今回もただひたすら祈るばかりだ。

どうやら、本業の方は通常営業とよぶには、やや忙しめ。
今日も仕事以外のことには全く時間が割けていないし、
むこうしばらくは、さらに忙しくなりそうな予感なので、
少しでも時間がとれたら、はやいところ次のネームを始めておきたい。

2004 5/19 さてはて、体調不良もやっとのことで回復に向かってるようでなにより。
今日はいつも以上に仕事がはかどったし、イレギュラーか?と思われた電話も、
すぐになかったことになったので、かなり楽しく仕事ができた。
依頼されたことはキチンとこなした上で、どこをどう良くしちゃおうかしらとか、
クライアントが思いつかなかったような、デザイン以外での改善の提案とか、
そういうのを考えながら仕事をしているのは、やはり楽しいのだ。

夕方からカミさんの用で来ていた友人と夕食を共にした。
すでにノルマを越してることが分かっていたし、
もう終電間際な時間でもあったので、酒を飲んでみる。
今年はなにかにつけ、酒を飲むようにしてみてるのだが、
やはり、からっきし弱いのは変わらない。
ジンライム1杯で、すっかり千鳥足。

帰宅後は、仕事の整理をしつつ、絵チャットに挨拶してから、
珍しく早めに床についた。

2004 5/18 気がつけば、五月ももう後半だ。
時間が経つのがとても早い。
やりたいことは沢山あるが、それ以上に
やらなきゃいけないことの方がはるかに多い。
時間を上手に使いたいのに、無駄ばかりが多い。

仕事をしていて思うのは、
まだまだボクには、よい仕事を得るだけの感性も技術も足りなすぎる。
お金を貰うには事足りるかもしれないが、結局その程度にすぎない。
だから、同じ仕事を共にする人がそれ以下の感性や技術で納得して、
それを当然のように思っている状態を見るのは、歯がゆくて仕方ない。

仕事として、コトをなすにあたって、
「出来なくて当たり前」「出来ないからやりませんでした」は許されない。
出来ないなら、出来るように頑張ってこそが当たり前なのだ。
結果的に出来なかったとしても、頑張ろうとする誠意のない仕事は
その中途半端な仕事そのもの以上に、仕事に関わる人の士気をさげるという
とても大きな罪悪になりうる。

誠意のかけらもない中途半端な仕事をしていても、
仕事をすることだけで「頑張ってる」のだと勘違いしてしまう人と
セッションするのは、平行線でとてもつらい。
どうせ同じ時間、その仕事に従事しなきゃならないのなら、
もっと気持ち良く、よりよい仕事を目指していこうと思えないものかな?

ボクが卑屈になるのことが罪悪だと言う人がいる。
なぜなら、自分を底辺だと定義してのもの言いは、
自分以下の人のキモチを踏みにじることになるからだと言うのだ。

しかし、ボクのレベルがデザインやら漫画やらという表現の世界において、
そしてその芸術性において、まったくもって足りていないのは事実なのだ。
これ自体を否定するつもりはまったくない。
厳しいかな、それが現実というやつだ。
しかし、そんなことは、誰だって分かってることだろうから、
そこをあえて、むりやり現実に向き合わせるような
卑屈な愚痴を垂れ流すコトは、思いやりが欠落した行為であり、
確かにそれは、時に罪悪であり反省すべき事柄だ。

だが、仕事としての責任を果たさなければならない場合や、
ご大層な理想を掲げて大口を叩いているような人に対しての場合、
そんな思いやりは要らないから、あえてこう言いたい。

 現実を見ろ!
 追い越すのが無理だなんて言うな!
 僕と並んでやっとスタート地点なんだ。
 厳しくも、それが現実だ。

もっとも、ボクだってこのスタート地点で足踏みするつもりはない。
さらに先へ、自分の位置がすでにスタート地点ではないと思えるところへ
一歩づつ確実に踏み出したいと思う。
だから、ボクの卑屈にまゆを顰める暇があったら、追いついて来て
一緒に高みを目指す歩みを共にして欲しいと願うのだ。

2004 5/17 大きな仕事が入る。
通常営業には戻ったものの、さすがにちょっと大きいので躊躇したが、
すこしでもよい仕事は絶対に逃してはイケナイ崖っぷちでもあるので、
スケジュールを確認した後、引き受けることにした。
かなりキワドイのだが、これを受けることで精神的に逆に回復した。
どうしてもワーカホリックなので、通常営業になったことで、
だれていたのかもしれない。
常に背水の陣じゃなきゃ、イキオイが保てないだなんて不器用だな。

先日、飛び込みでやったイラスト仕事は、珍しく露出の大きいものだった。
そんなに露出する仕事なら、もっと腰を据えてやりたかったが、
そうも言ってられなかったから、結構手なりで後悔もしている。
しかし、やはり露出が大きいので、各方面から見たとの報告があり、
出来栄えはともかく、認識されているということはよいことだと思った。

露出の多い仕事は、仕事が仕事を呼ぶので、そういう意味ではよい。
露出の多さや、企業の大きさは、必ずしも報酬の多さにはならないが、
儲けにもステップアップにもならないような、細かい仕事を大量に入れて
あくせくするよりかは、よい仕事を確実に入れて、
落ち着いて、一つ一つの仕事に取り組みたいとは思う。

勝ち負けで物事を考えるのは嫌いだが、
ボクがひとつ仕事を得るということは、
誰かがひとつ仕事を失っていることでもある。
勝つことが目的ではないが、負けてあげるわけにもいかない。
よりよいものを作ろうとしたことで得た勝ちならば、
その責任は重大なのだと認識すべきだ。

すべてを認めたくはないが、
たしかにビジネスとして、ものづくりをしていくということは、
間違いなく競争社会に身を置くということになる。
ただ、自己満足ではなく、顧客満足を前提とした
よいものを作っていこうという競争ならば、それはとてもいいことだ。
是非勝てるように頑張りたいと思う。

今日入って来た仕事は、17年以上前に世間に出たものの改訂版で、
当時、まだ高校生だった自分は、もし自分がこの仕事をやるんだったら、
ここをこうしたいだとか、そこをああしたいだとか、考えていたのだが、
17年後にまさかその仕事の改訂を自分ができるとは思ってもいなかった。
これは本当に驚きでもあるし、とても感慨深い。
当時の自分にこれを教えてあげたらどういう顔をするだろうか?
クライアントやその先の顧客にも、ひいてはあの頃の自分にも
恥ずかしくない仕事をしたいものだ。

2004 5/16 なんだかんだで、体調は戻らないままである。
苦しいとか痛いとか、そういった不調ではないものの、
身体を包む倦怠感から来る、モチベーションの低下と戦う日々。
デイタイムに終らせたかった仕事がままならないまま、
誘われていた夕食の時間になる。
新宿で韓国鍋を囲む会に参加。
初めて食べたけど、結構謎な料理だった。
お替り自由のキムチが美味しくて、そればかり食べていた。
寄り道せず、真っすぐ帰ってきて仕事を進める。
結局、昼間の遅れを取り戻すためにほぼ徹夜。
こんな不規則な生活してりゃ、具合も悪くなるよな。
今更だけど、歳なんだから身体のコト考えて
もうちょっと規則正しい生活を送ることを考えよう。

2004 5/15 毎回、早めに始めておけば良かったと思うので、
合間合間でプロットなぞ考えつつも、結局は本業。
昼と夜を外食することで2度ほど散歩。
身体を動かしたほうが、倦怠感は多少抜けるらしい。
倦怠感のせいで身体を動かす気力がなくなっていても、
なるべく動くべきだ。

夕飯の後、カミさんがピクミン2を買った。
これでしばらくカミさんはゲーム漬けの毎日だろう。
できれば、ネームの修羅場と重なったほうがよかったな。

ボクはボクで、星井七瀬のDVDクリップなぞ買う。
事務所のせいなんだろうけど、なんか売り方間違ってるなあ…。
彼女は天然なんだから、そっちのよさを引きだしてあげればいいのに。
おかげで、世間的には彼女はイタいアイドルの烙印押されてる。
そういえば、今まで見たことがなかったメニコンのCMが、
録画してあったビデオの中に紛れていたことが判明したので
ついに見ることができた。
そもそも、あまりテレビを見ないうえに、見たとしても録画で、
CMを飛ばしてしまうせいで見逃していたらしい。
やはり、CMの方が歌手としての星井七瀬よりもイイカンジだ。
歌手としての活動は控えめにして、役者として伸ばしてあげて欲しい。
どう考えたって、アイドル路線のキャラクターじゃないからね。

2004 5/14 仕事の整理をしてるウチに1日が終る。
体調はあまり芳しくない。どうしたっていうんだろう?
具体的にどこがどう悪いというわけではないのだが、
忙殺からは開放されて通常営業ペースになりつつあるのにも関わらず、
まだ身体から倦怠感が抜けない。
やはり、疲れが取れないのは歳のせいなのだろか…。
修羅場の名残というか影響で、若干不眠症気味。
横にはなっても寝れないので、横になるだけ時間の無駄。

そんな状態で横になっていると、つまらないことにふと気づく。
商業デビューしてからというもの、当然のように
いろいろと自分の周りに変化がある。
人との関わりが大きく変わってきている。

オンなりオフなりで話すことのある、作家さんやファンの方。
顔もしらない、好意的な読者や、ボクを快く思わない読者や作家さん。
ボクが認識するしないに関わらず、多くの人がボクを認識して、
その多くの人と自分の間に、新しく「関係」が発生しているのだ。

以前のボクは、こういうことをとても恐れていたように思う。
関係が増えるコト自体は悪いことではないし、
もし最初から快く思われていないなら、それはそれで仕方ないのだが、
好意的に始まったはずの関係が、いつか消滅するかもしれない恐怖に
脅えてしまうクセは昔からなにも変わっていない。

いつか、飽きられたり、失望されたり、忘れられたりする。
「ああ、どうでもよい人に関わってしまった」と思われるかもしれない。
そんなことになるくらいなら、関係を増やしたくない…
なんてことを思ってしまう卑屈で脆弱な自分の精神に自ら舌を打つ。

チャットで出会う人々、あたらしくボクをチェックしてくれたHPのお客さん、
LOやメガプラス、ないしは同人誌の読者。
こういった新しい関係が生まれるたびに恐れていたのではキリがない。
自分自身、そんなに人付き合いが良いほうでもないので、
なんとなく御無沙汰になってしまった友人は沢山いるくせに、
つい疎遠になってしまっている人がいると、心配になってしまう。
とても頭が悪く臆病でみっともない。

自分に関わったすべての人が恥ずかしくないような、
関わったことを後悔しないような、そんな人間でありたいと思うから、
そう思うなら頑張れよと、卑小になる自分を励ましたりする。
もっとも、こんなに頻繁に鬱なコト言ってたら呆れられちゃうよな。

2004 5/13 まあ、いろんなイレギュラーがあった。
複数クライアントの気まぐれによる過度のブッキングや、
スランプ、体調不良、鬱による逃避。
ここ1ヶ月も、幾度となくピンチを迎えてきたが、
気がつくとなんとかなっていた。

いつも、振り返ってみると、なんとかなってることに気づくので、
それなら、最初からその分のマージンで遊べばよさそうなものだが、
はなからそのつもりでは仕事が立ち行かないのも事実。

ただ、デザイナーとして漫画家として、
作ってばかりじゃいけないと思う。
上手に遊ばなくてはいけない。
もっと自由でなくては、自由な発想はできないだろう。
もう自由の意味を履き違える子供ではないのだから
そこらへんを上手に割りきることも大事だと、つくづく思う。

いろいろ興味を持つことも大事だし、
外に出て、いろんなものを見てくるのはとても大事だ。
そして、よりよいものを消費することも大事なのだ。
仕事に追われていると、
ついそれを悪しきことのように感じてしまうのでイケナイ。

時間の使い方や、気の持ちように対して、
もっと自分を解放しなくては、
感情が停滞してヘドロみたいになってしまう。

そんなコトを感じながら今日のノルマを終らせた夜、
行きたかった池袋のダーツバーに再び足を運んだ。
珍しく自主的に酒など飲みつつダーツに興じただけでも、
作家である以前にひとりの人間である自分を取り戻せた気がした。

自分に課したノルマさえ終ればオフなんだという単純なコトを
忘れてしまうと、フリーランスは精神的にもたないというのに、
こんなことすら頭ではわかっても、まだキモチで理解できてないようだ。

できれば真夜中ではなく、日中に散歩して、
少女を遠巻きに観察する怪しい中年オヤジになりさがろうかと思う。
どうにも、これをしないとそろそろ自分の中での
イマジネーションが凝り固まりそうで、ちょっと危機感を感じている。
あくまで、既存のキャラクターの応用や転用ではなく、
現実の少女の魅力を自分のフィルターを通しただけの表現をしてきたいので、
少女を見るためだけとは言わずとも、日中に外出して、
マンウォッチングをすることは必要そうだ。

たまには、陽の光を浴びないとイカンしな…。

2004 5/12 明け方、締め切りだった仕事の一つを提出してから体調を崩す。
昼過ぎからついに寝込んでしまった。
まだ倒れていいタイミングではないので、
夜から遅れを取り戻すべく猛ダッシュで仕事を片づけようと奮闘。

身体が言うことを聞かない状態で、仕事をしなきゃと
うなされながら、夢とも現ともつかない状況を行き来していたのは、
かなりストレスになったので、これもまた悪循環だった。
結果的にくたばってたんなら、きちんと寝てしまえば良かった。

2004 5/11 忙しいのはいいことだが、あまり限度を超すと、
仕事一件ごとの集中の度合いが下がっていく一方なので考えものだ。
ドタバタしたまま貫徹して、気づいたらもう昼過ぎだ。
仕事の電話を待ちつつ日記をつけているが、校正の電話が来たら、
直すべきものを直して、あとはくたばってしまいたい。
さすがに今日で3日目だ。
明日の締め切りの仕事もあるのだが…それはひとまず起きてから…

2004 5/10 ちょっと強引だが、ぎりぎり奇跡が成立しそう。
なんとかすべてがノルマ通りにおさまりそうな予感。
今週末締め切りの残り2本の仕事を納めたら、通常営業にもどれそう。
さすがに2日ほどロクに寝てないので、視界の端に白猫の幻影が見え始めた。
もうこれ以上は無理はできないなあ…と思うのだが、まだまだ休めそうにない。

夕方、打ちあわせに出かけた。
行ったら、代理店の営業が御立腹だった。
クライアントがまた馬鹿を言ってきたらしい。
まあ、いつものことだし予想はついていたし、
どっちにしろ営業が先に怒ったもんだから、
自分が怒るタイミングを逸してしまった。

クライアントへの道中は、
かのトキワ荘のあった町を経由して歩くことになる。
後の大作家となる青雲の志をもった漫画家青年たちが歩いた道を
今自分が歩いている。
エロ漫画家だけど…。

向かってる用事は漫画業とは違うけど…。

どうだっていいことだけど、そういうのってなんか感慨深い。

2004 5/9 パンク寸前のスケジュール…というか、
奇跡でも起こらないかぎり無理だろうという状況ではあるのだが、
むりやり奇跡を起こすためにも、まずはパニクらないで着実にこなそう。
ということで、今日はいつもの2倍ちかいスピードで業務をこなせた。
自分でもちょっと驚いたが、その分仕事が粗い気もする。

2004 5/8 あまり必要以上に卑下したくはないが、
プロとして描かせてもらっている作家としては、
自分があまり絵が上手なほうではないってことだけは自覚してる。
だから、できるかぎり素で手なりな絵はそのままにしたくないのだが、
どんどん時間がなくなっていく現状では、四の五の言ってられないのも事実。
実際、レヴォとかティアとか行っちゃった手前、これらを遊びだとすれば、
遊んだ揚げ句に自分のやるべき作品のクオリティ下げたことになって、
作家としてというより社会的にアウトくさい。

妥協点を上手に模索できず、何度も描き直してるうちに、
ノルマを割ってしまった。
漫画を一本描くと、そのうち数コマは自分の力量以上の絵が描けたりする。
できればそういうコマで全部埋めたいところだが、
それでは幾ら時間があっても足りない…というよりかは、
時間があったからできるという話でもなさそうだ。
できるかぎりの努力をして、現状でのベストということで頑張るしかない。
今回はなかなか「かいしんのいちげき」が出ないので苦悶が続くが、
これで落としたら笑えもしない。
ただでさえ、随分待ってもらってるんだ。
一刻でも早く終わらせたい。

2004 5/7 本業でイレギュラー発生。
こういっちゃなんだけど、クライアントのお馬鹿さ加減をちゃんと加味すれば、
予測できたイレギュラーかもしれないけど、いくらなんでも
さすがにそこまで馬鹿じゃないだろうと思いたかったんだろうね。
そんなこんなで、今回もイレギュラーを予測できず…。

漫画もヤバイけど、本業も3件ほどヤバイ。


2004 5/6 ひたすらペン挿れと行きたかったが、
GW明けなので、当然のように本業がおき始めた。
想像以上に本業に時間を割くことになり予定がまたずれ込む。
なにがいけないかって、こうなることを想定していなかった自分の
思慮の足りなさがいけない。

アシスタントの暫定手伝い分が送られてくる。
すごく後作業のしやすいデータで作られてて、その配慮にびっくり。
ごめんなさい。
いままで原稿でレイヤー分けなんてしたことありませんでした…。

2004 5/5 漫画ばかりやってるワケにもいかないので、
GW明け締め切りの本業に1日を割く。
なにげに腹立たしい注文のお仕事だったので、気乗りはしなかったが、
やるからには良いものを…と専念する。
しかし、漫画の予定を考えると、半日で切り上げて漫画に戻るべきだったかとも
思ったりしてしまうが、考えるだけ無駄なことだ。
どっちも、お仕事。精一杯やってんだから問題ない…ってことにしよう。

しかし、なにかとてつもなく大事なコトを忘れていたことに気づいた。
この期に及んでアシスタントの手配をしていなかったことだ。
いつも頼んでいる友人やカミさんがすべて、それぞれの私用で埋まっていて、
新規でアシスタントを探さなくてはならなかったのだが、
作画ばかりに気を取られて肝心なコトを見落としていた。
本業ではあまりやらないようなポカを、なぜか漫画では頻繁に繰り返す。
こと漫画に向かうと、自分は社会をしらない学生の様に頼りない。

結局、アシスタントは絵板つながりで知りあいになった友人に
頼むことにして、ひとまず安心。
ただ、なにげなく今までで一番贅沢なアシスタントだ。
ボクの原稿は、頼むところがベタ塗りしかないので、
彼にはちょっと役不足なカンジで申し訳ない。

2004 5/4 昨日来た大庭さんがコミティアに来ないかと、チケットを置いていった。
絵チャットのお客さんでもサークルや一般で参加する人が数人居て、
誘われていたのだが、原稿があるからと断っていた。
しかし、思うように線が走らず迷走して悩んでいたら、
なりゆきで乙さんとコミティアに行くことになった。
かぎりなく予定は香ばしいので、お昼から向かって、ひととおり挨拶して
見るべきところを見て鋭気を養い、現地にはきっかり1時間しか居なかったが、
それなりに収穫はあった。
帰ってきてからは午前中以上に筆が進んだ。

ティアの会場で、よこやさんとのほたんさんに初めて会った。
乙サンとのほたんさんと回ったのだが、ボクがドタバタだったので、
振り回してしまった感が否めなかった。
どちらにせよ一般参加は久しぶりのことで、
あいかわらず同人誌を選んだり買ったりするのが下手な自分は
結局たいしてなにも買わなかったが、イベントというのはなかなかどうして
鋭気というか、やる気を充電するにはいいものだと思う。
一歩間違うと自分の存在意義を見失えるほど凹めたりもするのだが…。

2004 5/3 カミさんは、コミックシティに出かけた。
カリカリ原稿を進めていたら、お昼にGWを使って上京していた
大庭さんが挨拶にきた。
久しぶりだったけど、連れの人がいたのでゆっくり話ができず残念。
IRC動くようにして、またゆっくり話せるようにしたい。

2004 5/2 夜、実家の友達が池袋に来た。
買い物に付き合ってもらい、夕飯を一緒する。
友達の一人に子供ができたので写真を見たら、
彼にも奥さんにもどっちにも似ていた。
すっかりパパなカンジでほほ笑ましかったが、
ボクは子供は欲しくないな…なんて思った。
自分コンプレックス持ちだから、自分の遺伝子を持った存在を
見ていたくないっていうひねくれた感情があるみたい。
飯食いがてら、ダーツバーだったのでマイダーツを衝動買い。

2004 5/1 義姉の誕生日だったので、池袋の四川飯店に夕食をお呼ばれする。
帰りしな西武ロフトでエレクトリックダーツを買った。
遅れに遅れている原稿をひたすら進める。


gallery bbs game info favor link talk mail