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2004 10/31
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今日も東京ドーム。
アリーナ４列目というのは、思ったよりも近かった。
コンサート自体は殆ど昨日と一緒だったけど、なおさら感動。
中学時代の友人も来ていたらしく、開演前に電話があった。
席が離れていたし、彼も連れがいたので、会うことは無かったけど、
中学時代からイーグルスに嵌まっていたことを知られていたので、
ここに居ることはバレバレだったっぽい。
さあ、十分に堪能した。
後は、昨日ノルマをこなせなかった分
それなりに仕事にしわ寄せは来ているので、がんばって取り戻さないとね。
なんて思いつつも、なかなか「やるぞ！」ってテンションにならなくて
なんとなく逃避ばかりしている。
さて、そろそろ真面目にやるか…！
mixiに手を出したり、中学時代の友人から電話があったりで
思い出すに、ご無沙汰の友人がちょっと多い。
やっぱり、きっかけがないとなかなか遊べないもので、
暇というのは、来るのを待つのではなくて、自分で作るものなんだな…
と気づいたりした。
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2004 10/30
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夕方、仕事にキリをつけてコンサートに出かける。
イーグルスの最後の来日ツアーで東京ドーム。
今日はバックネット裏のあまりよくない席だったけど、
明日はアリーナだ。
席はともかく、とてもよいコンサートで、感動して帰ってくる。
帰ってから、仕事のノルマを進めるハズが
カミさんに進められるまま「mixi」を始めてしまう。
いちど遊びはじめると、タガが外れるのはよくない傾向だが、
「mixi」は面白そうだと思った。
ただ、そうするとコッチでの日記ってどうなるのよ？
というのは、かなり微妙な問題になってくる…。
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2004 10/29
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なんとか漫画を除けば、
ぎりぎりなんとかなりそうなトコロまで仕事を進めていく。
漫画の事を考えたら、確かにまだまだ破綻してるんだけど、
これ以上は精神的にも肉体的にも、ちょっとムリ。
ただでさえ薄弱な自分の限界はとっくに越えてしまってる。
明日のコンサートが楽しみでもなければ頑張れてないだろうな。
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2004 10/28
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どうして、こんなに忙しいのかだんだん分かってきた。
とはいえどうにもならない。
本業だけでもパンクしそうなイキオイだが、
実は今週末は、長いこと楽しみにしていたコンサートがある。
絶対にそれだけは行きたい。
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2004 10/27
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ひがな一日仕事。
思ったより目が回るほど忙しくて、特筆すべきことなしの１日。
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2004 10/26
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今日も打ち合わせの梯子。
仕事の本数がさらに４件増えたがクライアントの数は変わらず。
昨日思っていたスケジュールの調整は微妙にしてもらえて、
いくつかの締め切りが変わったものの、本数が増えたので
結局プラマイゼロというより、さらに忙しくなったかも…。
今日入った仕事は、事前に「すごい大きな仕事」だと聞いていたので、
ちょっと身構えていたけど、たしかに大きな仕事だった。
駅の看板広告。
よくあるホームから線路越しに見えるアレです。
確かにサイズは大きいね…。
でも、どうでも良いけど中１日ないのはカンベンですよー。
ジワジワ進んでるネーム。
もう結構予定を割ってるので、ぐずぐずしてられないなあ。
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2004 10/25
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本業がドタバタしてきた。
今動いてる仕事は、ふと気づくと
クライアントは２件だけだけど、本数は６件。
それも全部大きめの仕事。
数社いっぺんに相手にしてる場合は諦めもつくけど、
こういうときは、代理店さん側でこの鬼の様にブッキングした
スケジュールを上手に調整してくれないものかなあ…と
思ってしまう。
まあ、嘆いても仕方ない。
確かに仕事は多いけれど、パニックにならないようにしないとね。
あわてない、あわてない。
ネームの方は結構イイカンジ…だと思ってるんだけど、
どうなのかなあ。
全部終ってみないと、なんともいえないか…。
そういえば、今日は記念すべき単行本の（公式の）発売日！
って…え？増刷決定ですか？
なんかの間違いじゃなくって？
ともあれ、売れてるのは間違いないみたいです。
買ってくれた人、ホントウにありがとうございます。
これからも頑張りますので、よろしくお願いいたします。
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2004 10/24
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お昼ごろ、カミさんにミミケットに誘われる。
どうやら友人が来ているようだ。
ボクも同じ場所で開かれているペタクリに先輩が出展していて
カットだけとはいえ寄稿した手前、挨拶には行こうと思っていたので、
出かけることにした。
少なくとも家から出てしまえば本業からは開放される。
ある意味、漫画方面に完全シフトすることができる。
普段から町中でクロッキーをするのが趣味だったので、
いつも小さなノートを持ち歩いている。
道中の車内、今日はクロッキーではなくネームをメモっていたら
突然、腸痙攣による激しい腹痛に襲われた。
脂汗を流しながら唸ってるウチに蒲田に着いたが、
出発が遅かったうえに、途中でトイレに下車したため
閉会もかなり近くなっての到着だった。
会場に着くころには、腹痛も我慢できる程度には治まり、
ミミケット、ペタクリに参加している友人や先輩に挨拶。
ペタクリは規模が小さかったうえに欠席サークルも目立ち、
やや寂しい感じがした。
蒲田で早めの夕食を済ませて帰宅。
仮眠をしてから、ネームと明日締め切りの本業をした。
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2004 10/23
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さすがにそろそろネームが終ってないとマズイのだが、
まだ終っていない。
そんな中、土曜だというのに朝から打ち合わせの梯子。
今日のはちょっとデカかった。
またしばらく忙しくなりそうだ。
この間までのローテンション系スランプではなくなったものの、
時間がないにも関わらず試行錯誤を楽しんでしまっているので、
どちらにせよ、スケジュール的にはよろしくない傾向。
早く終らせなくちゃね。
なんか最初に考えてたより、よいものが描けそうな
そんな予感がしてきたんで、
予感を現実にしたいと、つい欲ばってしまう。
ネームがのってくると本業をやらなくてはならなくなったりで、
相変わらず理想的な環境にはほど遠いが、なんとかしよう。
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2004 10/22
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今日も打ち合わせがあり、そのついでに編集部に単行本を見に行った。
初の単行本。
実際に現物を見ると感動もひとしお。
これが書店に並ぶんだなあ…
っていうか店によっては、もう並んでるみたいだけど…。
なんか嘘みたいだ。
編集部の気の迷いか、ちょっと初版の冊数が多い気がする。
こんなに刷っちゃったら増版はちょっとありえなそうかも…。
在庫抱えても知らないよー。
編集部でＬＯ本誌や単行本の装丁をやっている
専属デザイナーの方と偶然バッティングして、
色々とお話することができた。
単行本作業の時には編集長経由でやりとりをしていたため、
一度お会いしたいと思ってたので嬉しかった。
編集部でいろいろと役に立ちそうな本を貸してもらった。
役に立つかどうかはさておき、自分がしなくちゃいけないことや
したいことを明確にするヒントが沢山見つかったので、
かなりの起爆剤になった。
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2004 10/21
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すっかり台風もどこかに行ってしまい、
夕方には打ち合わせにでかけた。
本業の合間合間にネームを進めているものの一進一退。
キャラに対しての愛着も出てきて、描くことが楽しくなってきたが、
それが逆に妥協できなくなる原因にもなって一長一短。
今日の打ち合わせは、大きく今後に差し障るものでは無かったが、
どうにも本業の多さが辛いところだ。
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2004 10/20
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台風で外には出れないので、出来ることをこつこつと。
明日は打ち合わせがいくつかあるので、台風一過だといいな。
などと思ってたら、夜になったら結構台風はおさまっていた。
このあいだの台風の時にも来た友人が、
ウチの近所ドンキで買い物をしたいからといって、夜半に車で急襲。
ネームのことも気になっていて、気乗りはしなかったのだが
悶々としてるよりよさそうなので、ついていき、自分も買い物。
先日、盗難されたジッポーライターの代わりとか
欲しがってたコンポとか、大きな買い物をしてしまう。
買うかどうか悩んでいる時に背中を押されると弱いね…。
たまには止めてください。
しまった。
結局、これで物欲をすべて満たしてしまった…。
こういうのは悩んでいるウチが華という説もある。
とにかく、満たしてしまったのだから、あとは頑張るだけだ。
なんか、届くべきメールや郵便が届かなかったり、
遅延したりが多くて、不都合がいくつかあった。
こと仕事だとかの大事なメールがすぐ届かないのは困りもの。
原因は不明なので、対処のしようがない。
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2004 10/19
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外ネームしたいなあなんて言ってたけど、台風ですか…。
参りましたね。これは。
相変わらず微妙な軟禁状態なので、あまり遠出は出来ないし、
いいアイデアも浮かばないし、けだるい。
今回の不調は随分と長いこと引っ張っている。
なんとか自力で復調したいのだが、どうしたものか。
漫画の神様が降臨してくれないかな…。
とも思うけど、神様って頑張ってる人のトコロにしか来ないから、
まずは頑張らないとね…。
イマジネーションが湧かない状態っていうのは
正直、何をどう頑張ったら良いのかわからないんだけど、
とりあえず、動かないことには何も分からない。
力量不足は百も承知。
クオリティ的な妥協はいくらでも出来るけど、
それでも空疎なものにだけはしたくない。
こんな最低限の妥協点すらクリアできない状態からは
一刻も早く脱したい。
どうしようもなくつまらない物を作るのもイヤだけど、
落とすのはもっとイヤ。
どっちもイヤなら、そりゃ頑張るしかないわな。
空回りしないように、肩の力を抜きつつ頑張ろうかな。
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2004 10/18
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週明けということもあり、関わった仕事の件数は多かった
空いた時間は疲れをとるために昼寝にあてたが、
夜には仕事にもケリがついたので、漫画にとりくむ。
いろいろ考えたものの、どうにも上手くいかないので、
ここはあえてゼロからやりなおすことにした。
本業で長いこと軟禁状態が続いていて、
久しくおちついて外ネームとしゃれ込むことができていない。
緊急事態に対応できる範囲で、集中できそうな場所を確保して
外ネームをしたほうがよさそうなのだ。
絶対に実作業が必要ではない本業の局面はすべて、
外ネームに回せるように、工夫したいと思う。
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2004 10/17
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今回の漫画にこんなに苦戦しているのには、
精神的なジレンマや、時間的な不都合以前に、
力不足という単純かつ大きな理由がある。
まず、今回は読み切りでページ数が少ないこと。
要求されているテーマが極端にシンプルであり、
上手に料理しないかぎり、存在意義や意味のない
空疎な漫画になってしまうということ。
これらをクリアするに足る、技術も力もないことが
今回の大きな足枷となった。
やはり、力が全てではないとしても、
プロとしての技術力というは持っておくべきだ。
自分としては描きたいものを描いているつもりでも
少なくとも世間的な漫画のセオリーに照らし合わせたとき、
ボクの漫画というのは、一歩間違えばテーマレス・
ストーリーレスともとれる際どい作品になってしまう。
「みそか節」と呼ばれる得体のしれない何かによって、
今までは、なんとかカタチになっていたみたいだけど、
それは、自分の中で法則や定石があったりして
頭で考えて実現してることではないので、
キープすることは非常に難しい。
ＬＯの編集長にも言われたが、
良くも悪くも「天然」なんだそうだ。
だったら、もう小難しいことは考えないで
天然を貫かなくちゃいけないんだろうな。
わかっているのに、ずっと同じことでグルグルしてばかり。
どうしたいんだろうね…自分。
そんなこんなで、ファックス電話を買いかえた。
今回の買い物はこれで終り…の予定。
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2004 10/16
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流石に土曜なので、電話自体は少なかった。
週末にやるべき仕事はそんなに多くなかったので、
いつもより多くの時間を漫画に割くことが出来たのだが、
なにを考えても自分に対してダメだしばかりしてしまい、
これを繰り返しているウチに、かなり疲弊してダウン。
なんにしろ、かなり漫画家として弱っているカンジだ。
鬱なのかもしれない。
ちょっと逃げ出したくなってる。
そんな中、どでかい仕事のオファーが来る。
以前、すこしだけ咬ませてもらった仕事を今度は丸ごとだ。
もし受けることが出来れば今までで最高規模の仕事で、
一人ではできないからチームを組む必要があり、
いろいろと大変そうなのだが、
絶対に取りたい！と思う。
本業のテンションと漫画のテンションに
あまりに大きなギャップがある。
これも一種の躁鬱というのかしら。
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2004 10/15
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日記というのは怖いもので、
自分がどれだけの長い間、時間を無駄にしてきたかが分かる。
もちろん、逃げているだけではないので、
まるっきり無駄ではないにしろ、結果を出せていない時間というのは
なんの弁明も出来ないところだ。
ただ、兼業である分
「今日やるべき本業はこなした」なんていう変な安心感があるのは
「漫画家・長月みそか」としてはかなりよくない。
ひとまず、今日も週末だけあって仕事がどたばたしていた。
ここしばらくの状態の悪さの原因は、最近つきあいの増えた
本業のクライアントとうまくいっていないせいもある。
彼らが悪いとまでは言わないが、仕事に対するスタンスや
考え方が従来のクライアントとあまりに違いすぎるので、
今後のつきあい方を考えないとストレスも溜まる一方だし、
効率的に漫画に割く時間もとれない。
作画だけならともかく、ネーム期間はどうしても
きちんと集中できる時間が欲しい。
仮にも向こうが客だから、こっちのスタンスを押し付けるわけには
いかないので、向こうも納得できる様な
建設的な打開策を提示できればと思う。
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2004 10/14
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今日も今日とて、漫画を描けるテンションに自分を持っていけず
後悔だけが残る。
いろいろと自分の取り組み方への見直しをしてみているものの
これといった答えがみつからないので、
描くことに対して腰が引けているみたいだ。
一番大事な「楽しむこと」が出来なくなっているから、
この状態で、理屈で描くのだけは避けたい。
とはいえ、ともかく描かないことには進まない。
とてもありきたりなジレンマに捕まった。
そもそも、自分は結構な変人で、
子供の頃から「何が言いたいのか分からない」なんて
人から言われる事は少なくなかった。
それが漫画においても発生しているのではないかという
恐怖感をずっと持っていたので、今回の自分のスタンスの
見直しにあたって、この問題は大きくのしかかってきた。
言いたいことはある。
表現したいことはある。
でも、言おうとしたり、表現しようとしたりして
どうしたら伝わるかを考えているうちに
自分が何を伝えたかったのかが、自分で分からなくなってくる。
もっとクリアに思考できる状態に自分を持っていきたい。
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2004 10/13
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仕事が細かく細かく動いているウチに、どうにもテンションダウン。
いわれたことを、いわれたとおりにやる以上の事を望まれない状態を
受け入れるロボット的なテンションがデフォルトになりかけている。
ストレスがこうじたのか、珍しく物欲が頭をもたげてきた。
そういえば、原稿１つにつき１コ平均で大きな買い物をしている。
もともと、物欲とかはあまりないほうだったので、
自分としては、大きな変化だ。
去年までのストレス性過食症が治ったと思ったら、
こんな方向にずれていたのね…。
今、欲しいのはミニコンポとファックス。
どれも一応、買い直したい理由はちゃんとあるんだけど、
結局のところ、物欲による自分に対しての詭弁でもあるんだよね。
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2004 10/12
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イマジネーションが湧かずネームが停滞したまま、
先送りにしておいた本業をやらなくてはならない
タイミングになってしまった。
ということで、腰を据えて大きな本業にとりかかる。
おかしいなぁ…。本業への切り替えはすんなり行くんだよね。
漫画はよくもわるくも自己責任なのが違うんだ。
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2004 10/11
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多動性とでもいうのだろうか、
落ち着かずにいろんなことをやっていた。
仕事やら家事やらマシンの修理やら、
なぜか優先順位の低いものばかりやっていた。
典型的な逃避パターンだ。
しっかりしなさい！
夜、友人が訪ねてきたので、ファミレスで食事。
駄弁ってたら結構な時間になってしまっていた。
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2004 10/10
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余力があったら、ぷにケに出向こうかとも思ったけど
結局行けなかった。
散らかりすぎた仕事場を少しだけ片づけて、
日のあるうちに少し散歩をして、色々観察。
台風一過だというわりに、町の人影は
イメージトレーニングにはやや物足りなかった。
とにかく、明後日締め切りの本業を後回しにしてでも
漫画を進めないとヤバイ。
本業を先にやってしまうと、
そのあとダラけちゃうという悪癖に最近気づいた。
いろいろと気分転換を試みて、
ダウン気味の精神状態をフラットなトコまでは
引き戻せても、「よっしゃー！！」ってカンジの
テンションにはなかなか引き上げられていない。
中途半端な気分転換で、単純に逃避しているだけの
結果になってしまっている今日この頃。
反省…。
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2004 10/9
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大型の台風が来ているというのにも関わらず、
ちょうど直撃タイミングでメシに誘われていた。
昨日にひきつづき、ダラダラモードから抜けきらない上に
雨音で鬱になっていたものだから、いっそのことと思い、
集合時間の前にいっちょ散髪しに行くことにした。
しばらく伸ばしっぱなしにしていた髪をさっぱりさせて、
池袋の集合先に出向いたころには、
台風は収束しながらとっくに通過していた。
初めての店で美味いイタメシをたらふく食って帰ってきた。
マジでこんな生活してたら、簡単にリバウンドするなあ…。
漫画の方は相変わらず進んでいない。
頑張れていない自分っていうのがイヤだなあと思うと
これまた悪循環なんだけどねえ…。
さてはて、なんでこんなにエンジンかからないんだろう？
言い訳するための理由じゃなくて、
改善するためのホントの理由を知りたいところだ。
自分に言い聞かせるための「頑張れ」を言いすぎて
気持ち的にインフレしちゃったのかなあ…。
いや、それでも頑張れ！
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2004 10/8
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典型的なダメムード炸裂の一日。
やらなきゃーって思えば思うほど、やりたくねー！って思っちゃう
ダメっぷりをさらしまくってしまった。
まあ、たまにはいいかなあ…なんていいつつ
最近結構だらけちゃってるかも。
本業の方はきちんとノルマをこなしたんだけど、
漫画の方はてんでダメでした…。
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2004 10/7
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取材先のひとつ遊園地に昼から出向く。
行き先は豊島園。
ここなら近所だから、いざ本業がトラブっても、すぐに帰ってこれる
いろいろ観察したり写真を撮ったりと、取材に徹したので
期待してついてきたカミさんにしてみれば、
ちょっと慌ただしすぎたかも。
慌ただしい取材を終えて、本業の打ちあわせを二件はしご。
大きな仕事がさらに一つ入った。
スケジュール的にはヤバい匂いがしているものの、
今年は、いろいろあってかなり経営的にピンチなので、
大きな仕事が入ってくれること自体は助かる。
今更だけど、やはり二足のわらじになってからというもの
本業に対する集中力はちょっと低下している様で、
少なからず危機感を覚えている。
物理的な時間のやりくりはもちろん、
気持ちの切り替えをしっかり出来るように頑張りたい。
夜、家で細かいイレギュラーを処理していたら、
また友人にメシに誘われたので池袋まで出かけた。
ちょっと外食続きで体重が増加傾向にあるのがマズい。
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2004 10/6
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せっかく雨も止んだので、取材に行こうと思ったら
いくつか定休日であることがわかり断念。
やむをえず、予定を組み換えて、できることからこなしていく。
本業のノルマを落ち着かせた後は
録画しておいたＮＦＬの試合を流しながら、
次作の為のラフスケッチとかした。
とにかく、描かないことには先に進まないし
描くこと自体に意味があるんだと思う。
実際、先人も大抵そういう事を言っているんだよね。
しかし、描き続けることで嵌まってしまう落とし穴もある。
個性の確立とマンネリズム、安定供給と記号化。
そういった、よくもあり、悪くもある側面が発生する。
この一年で、かなりよろしくない手癖がついてきているなと
自覚しているので、これをなんとかしたいと思っていた。
連載がおわった今が、やはりそういった部分を見直す機会。
絵が安心して見られないくらい不安定だった頃に比べれば、
今の絵はかなり見やすくなったのだとは思うけれど、
その分、記号化されて表現性が減衰している気もする。
描けるモノを描くのではなく、描きたいものを描く。
とっても単純で当たり前の様に聞こえるけど、
これが非常に困難な命題。
描きたいものと、描いてるものの間のズレが
あまり大きくならないうちに手を打っておきたいです。
でも、もちろん締め切りも守らなくちゃね…。
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2004 10/5
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昨日同様、細かい仕事をこなしていく。
８月からひきずっている睡眠障害のせいで、
どうにも体調がすぐれず、今日も一日眠くて仕方なかった。
夜、やっと眠気から開放されたころ、
久しぶりに友人に拉致られて、予期せず夕食を共にした。
できたら、来るときは事前に連絡ください。
ボクも含めて、友人にはアバウトな人が多い。
神経質な人は苦手だから、こっちの方が助かるんだけど、
それでも行き当たりばったりすぎるのはちょっとね…。
やはり、描きたいものに近づけないのは
イマジネーションの問題が大きいのだろう。
もっと観察したりイマジネーションを膨らますための
努力や工夫をしなくてはダメだ。
描きたいものに対するイマジネーションがまだまだ貧困だから、
それに近づくためのルートが見えないのだ。
ルート探しの前に、目的地をしっかり見定めなくてはダメだ。
と気づいたものの、
どうにもこの雨はやる気をそぐには十分すぎる。
雨はキライ…。
天気予報じゃ、しばらく雨っぽい事を言っている。
それでも明日は少しは晴れ間がのぞくらしいから、
取材にでかけてイマジネーションの足しにしつつネームも進めたい。
拉致られる寸前にちょっとだけ入室したチャットで、
読者の人に指摘されて気づいたことがあった。
吉澤のフルネームが一度も出ていないということ。
考えてみたら、吉澤のフルネームはいつだったかに同人で配布した
男キャラを集めたキャラコレ風のペーパーで発表した以外では
一度も触れていなかったみたいだ。
単行本はもう印刷に入ってしまうので間に合わないし、
あのペーパーはそんなに刷ってないから
吉澤のフルネームを知っている人は、確かに少なそうだ。
ちなみに「吉澤 俊介」です。
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2004 10/4
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本業は忙しいものの、非常に細かく動くので、
合間というのも非常に細切れで、合計すれば結構な時間だが、
集中してネームというには少々難ありだった。
イメージが浮かんで固まってきつつあるものの、
まだまだ物足りない気がしている。
ひさしぶりの「あ でい いんざ らいふ」以外の作品。
全体的な作風やら作画方法や画面作りやら、いろんな面で
いままでのやり方を見直しをする絶好の機会でもあるので、
なにかしら今後のための方向性を見いだしたい。
理想はそんなに高いわけじゃない。
理想を山に例えれば、標高自体は低いが登山ルートが入り組んでいて、
山頂への道が分からなくなっているといったカンジ…。
あまり焦って近道をするのは性分ではないが、
仮にもプロとして商業誌で発表させて貰っている以上
常によりよい結果を出していきたいという意志も責任もある。
飛躍とまでは行かずとも、今回の作品作りが、
なんらかの糧となり、新しい結果として発表できるようにしたい。
描きたいものに対して、力量が足りていないというよりは
アプローチの方法がまだ微妙に違っているような気がしている。
ホントウに描きたくて、自ら読みたいと思えるもの。
これに近づこうとすることは、
力づくで登る上方向のベクトルではなく、
迷路のような曲がりくねった横方向のベクトルなんじゃないかと思う。
描き続けることで、たしかに上方向へは伸びたが、
横方向のベクトルにおいては、本来目指すところに
あまり近づけていない。
一番大事なのはこっちなのにね。
夜、単行本の本文の印刷前の最終確認があったので、
編集部に出向いて終電間際まで校正。
雑誌掲載時に表記が揺れていた部分や、気になった言い回しを直す。
今までも何度となく見直してきたものの、
自分の作品を一気に読み返すのは結構恥ずかしい。
気恥ずかしくなるような作品を描いている分、尚更だ。
すてぃるぶるーでは描かれていなかった校章を書き足した以外は
絵的には殆ど雑誌掲載時のままの収録にした。
直し始めたらきりがないというのも理由だったが、
この短期間での成長の証をそのまま残すのも一興かと思ったからだ。
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2004 10/3
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本業は明け方に片づいたので、ネームをやろうと思ったがノらない。
やりたかったことは沢山あった。
散髪やら、保留してるパワーブックの修理やら、仕事場の片づけ。
ネーム同様に、何故かやりたかったことにも気が乗らない。
なにをするにも、微妙にやる気が減退していたので、
思い切って予定を変えて「スイングガールズ」を見に行った。
思った通り面白かったので、気分転換にはなった。
さてはて、単行本の修羅場は終ったとはいえ
ぐずぐずしていると次の締め切りもヤバイ事になるから、
やる気が出ないなんて言ってると後で後悔するぞ。
頑張れ。
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2004 10/2
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夕べ酔いを覚ましてから寝たはずなのだが、
すこしばかり二日酔いのようなカンジ。
今日は今日で、夕方からカミさんの実家で２日遅れの誕生会。
ゴハンも美味しく、嬉しかったけど、３日連続の馬鹿食いで
少々体重が気になるところ。
戻ってから、週末の仕事を片づけて、
明日こそネームに集中できるようにする。
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2004 10/1
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ホントウはネームの為の取材をしたかったし、できれば散髪もしたかった。
でも、どちらもできないままクライアント先の飲み会の時間になる。
逆接待というか、ねぎらいの様なもので、同じプロジェクトに関わっていても
日頃会えないスタッフとの交流が図れるので毎回楽しみにしている。
クライアントから、１日遅れの誕生プレゼントを貰う。
昨日うっかり、仕事を「素敵な誕生プレゼント」なんて皮肉を言ってしまったのを
気にしたのかもしれないから、ちょっと冗談が過ぎたなと反省。
とはいえ、かなり気の利いたプレゼントでまた驚いた。
プレゼントというのは、欲しいけど自分じゃ買わないものっていうのが
ベストだと思ってるんだけど、まさにそれでした。
ボクはこういうプレゼントを選ぶ才能がまるでないので、見習いたいです。
めずらしく、結構お酒を呑んで帰ってきました。
帰宅後、飲み会では「今日は帰っても仕事ないですよ」なんて言ったものの
そのまま寝るのは落ち着かないので、酔いをさましてから少し仕事。
寝ようと思ったころには空が白んでいた
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