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■Favorites■

COMICS(まんが)
好きな漫画、特に原体験とも言える過去に好きだった漫画を並べてみる。
かなりの確率でラブコメなのが、自分らしいといえば自分らしい。
ちょっと恥ずかしくもあるが…。


あずきちゃん
木村千歌・秋元康
小中学生のもどかしい恋愛風景として、読まないわけにはいかない作品だろうとは思っていたのだが、あまりにもどかしそうだという理由でずっと読んでいなかった。
思った通りのもどかしさと切なさに、思わずときめきを覚え涙してしまいました。
いい歳をした男がこれを読んで泣いちゃいけないなあと思いつつ、よくもわるくもそれでこそ長月みそかだと自分で思ったり…。

水色時代
やぶうち優
小学生向け漫画において生理やセックスを扱ったことが話題になった作品だったため、ロリエロ漫画家としては要チェックだなと、かなり浮ついた気持ちで読みました。セックスを扱ったというファクターも含めた上で、ラブコメとしての完成度は非常に高く、ちょうど、すてぃるぶるーを終えて、プロデビュー1作目のネームの時に初めて読んだのですが、この作品にふれたことで自分のやりたかったことへの焦点が定まってきた気がしました。残念ながら、続編は最初のシリーズに比べるとあまり面白くありませんでした。

銀曜日のおとぎばなし
萩岩睦美
やさしい気持ちになれる、可愛らしい正統派メルヘン少女漫画。
絵、ストーリーともに気持ち良く、この人の作品は好きで、ほとんど持っているはずだが、最近は描いてないのかな。見かけない。

ここはグリーンウッド
那須雪絵
高校時代、後輩に薦められて嵌まった、少女漫画。
ボクにとって少女漫画に抵抗がなくなった最初の作品。
寮生活モノの名作で、おそろしいまでにキャラが立っていて楽しい。
那須雪絵は、残念ながらこれ以外の作品では佳作が少ないなあ。

Papa told me
榛野なな恵
絵本のようなやさしいタッチに、アンニュイで厳しくもやさしいストーリーにうっとり。
TVドラマはヘボかったけど、原作はほんとうに素敵。
こういう作品読んでると、自分がエロ絵描いてるのに疑問が湧いたりするけど、それとこれは別ということで…。

ガラスの仮面
美内すずえ
名作と呼ばれるだけのことはある。
読み始めたら止まらなくなるので、我が家にある単行本は別名「トラップ」。
天才型の主人公と、努力型のライバルの軋轢と葛藤は、表現者たるもの共感できるところは大きいはずなので、すべての表現者に薦めたい。
なにげにこっそり北嶋マヤ萌えとか言ってみたり(笑)。

みゆき
あだち充
たぶん原体験として、未だに強い影響を持っているのが、この当時のあだち作品だと思う。
恋に恋するアホたれな色ガキになって、その後もラブコメに執着するようになったきっかけ。
世間的にも、ラブコメとして与えた影響は大きい作品だろうな。
結末はミエミエだったが、そこまでの過程の描写はなかなかだった。
当然のことながら、若松みゆきのファンだったし、アニメ版の声もすごくマッチしていてベタボレでしたね。
多分初めて惚れた2次元キャラだと思う。

陽当たり良好!
あだち充
僕の好きなジャンルの中でも「寮生活モノ」というジャンルがあって、この作品は正しくは「下宿」なんだけど、「寮生活モノ」の面白さに溢れている。
ヒロインに特に惹かれたりしたワケではないが、このジャンル特有の、自分もその下宿の一員であるかのような錯覚を覚え、ちょっとした仮想体験ができてよかった。
こういった読者に仮想体験を促せるような作品が描けたらと今でも思うね。
主人公の飄々としつつもまっすぐな生き方には子供心に憧れて影響を受けた。

ショートプログラム
あだち充
あだち充が続いたので、これも載せておこう。
流石あだち充だと思った短編集。
どの作品もショートショートのような伏線のまとめ方が秀逸。
短編漫画のお手本とでもいうべき一冊。
漫画を描くうえで大事なことが沢山盛り込まれていることに気付きつつも、自分の作品にまるで活かされていないことを反省…。

ぶるうピーター
小山田いく
「ラブコメ」と「寮生活モノ」の両方の面白さを極限まで描ききった名作。
恋愛だけに関わらず、人間関係のもどかしさをおかしくも切なく描写する小山田いくならではの世界観が素晴らしかった。
結末が予定調和にならなかったのが、当時のラブコメとしては斬新だったかもしれない。
子供心にトラウマにすらなった最終巻が印象的。

タイム・タイム
森秀樹
今でこそ劇画家の森秀樹がデビュー当時描いていたラブコメは読み切りも含め名作がいくつかあった。そのなかでもこの作品が特に好き。
ラブコメの王道パターンの主人公とヒロインの対立から和解、そして恋といったパターンを見事に踏襲しつつも飽きさせない展開は秀逸。
仲の悪い主人公カップルと、既に結婚している未来の彼らの織りなすタイムパラドックスストーリーは、ラブコメとしては斬新なギミックだったと思う。

危険がウォーキング
星里もちる
星里作品の中でもっとも好きな作品。
どろどろしすぎず、べたべたしすぎず、ギャグと恋愛ドラマのバランスが秀逸。
地味で素朴なキャラとタッチがすごく好き。

ハーフな分だけ
星里もちる
設定による主人公カップルの軋轢とその謎解きが無駄なく展開されていて面白い。
星里の代表作である「りびんぐげーむ」はやや冗長な感が否めないが、この作品はきちんとまとまってる。
やはり地味で素朴なタッチはキャラの魅力をひきたてていて、シンプルなのに現実味があって素晴らしいと思う。

夢かもしんない
星里もちる
「りびんぐげーむ」以降、星里作品が面白くなくなったと思っていたが、
これは文句無しに面白い。
初期の星里作品特有の設定の妙と謎解き、そしてこぎみよく無駄なく展開される伏線といった要素がきちんと昇華されている。
独特の切なさの表現にちょっぴり涙したりしました。

はっぴい直前
克亜樹
高校受験から高校生活といったこの作品と同時期に、同じ年ごろを過ごしたせいもあってか、かなり思い入れの強かったラブコメ。
漫画を描き始めたのもこのころだった為、絵を描くうえで最初に影響をうけた作品でもある。
作家としてはそんなに好きじゃないハズなんだけど、やはり当時の影響は多少残ってると思う。

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